CTを導入しました。
今まで、CTが必要な場合は大学病院や専門のCT撮影機関に行っていただいていました。
今後は当院で、必要になったらその場で撮影できます。
それに伴い、パノラマ撮影や小さいレントゲン(デンタル撮影)もデジタル化されます。
画像はすべてコンピュータ上で管理されます。
レントゲンはチェアーサイドのモニター上で確認することになります。
デジタルのレントゲンはその濃さを自由に変えることができます。
虫歯を診たい時や歯ぐきの中の骨を診たい時に、必要に合わせてレントゲンの濃さを変えられるのはとても便利で診断もしやすくなります。
さらに、デジタルになるとアナログのレントゲンよりも放射線量が少なくて済みます。
アナログのカメラがほぼデジタルに変わったように、歯科のレントゲンも今後デジタルに変わっていくでしょう。
今回、CT設置工事には2日間を要しました。
多くのパーツによってCT撮影機がつくられているのがわかります。
アナログの撮影機よりも複雑なのは明らかです。
アナログの機械にデジタルの機械が劣る部分があるとすれば、その保守の難しさです。
特にコンピュータ部分が故障してしまったら、基盤ごと変える必要があるそうです。
今までのアナログのレントゲン装置は29年使いました。
一度オーバーホールしましたが、大きな故障なく使うことができました。
デジタルの装置も長く使うことができるように祈っています。
小幡歯科医院