栄養療法のセミナーに行ってきました。
これは血液検査のデータを、身体の栄養状態を知る観点から解析
する治療方法です。
通常の血液検査データで基準値に入っていても、身体が健康で
あるとは限りません。
実は飽食の時代にあって、現代人は基本的に栄養不足になって
いるといえます。
一般的には血液検査データは、数値が高い時に問題とされることが
多いです。
ところが、血液検査データが低いことも問題なのです。
低いということは身体に必要な栄養素が行きわたっていないことを
示します。
どういう栄養素が身体に足りていないかを判断し、その栄養素を
積極的に補給していくのが栄養療法の基本です。
栄養素を補給することが中心で、薬に頼らない治療法です。
基本的には糖質を制限し、タンパク質をしっかり摂り、足りない
ビタミン、ミネラルを補給します。
身体が健康でなければ、お口の中も健康になりません。
(その逆もいえるのですが)
今後歯科の世界においても栄養療法が当たり前になっていくでしょう。