舌の先は人間の体の中でもっとも感覚の鋭い部分です。
ヒトは食べものを口に入れるとまず舌先でそれを食べてよいものかどうか確認
します。
毒物を体内に入れてしまうと死んでしまうので、これは生きるために欠かせない
感覚です。
また、歯は30ミクロンの違いを感じることができます。
歯の間に髪の毛がはさまっても感じることができます。
また、噛めないような硬いものを噛んだ時にはすぐに噛むのをやめる本能も
備わっています。
これらは口の中に変なものが入った時に、瞬時に吐き出せるように
人間に備わった機能であると思われます。
こういう繊細な世界で私たちは仕事をしています。