「歯を抜く基準」で検索している方がいらっしゃいました。
歯を抜く基準は、個々の歯の状態、患者さんの体質、患者さんの考え方、
歯科医の技術、歯科医の考え方によって大きく変わってきます。
ですから一般論では語れないものですが、目安の基準はあります。
虫歯
虫歯で歯が崩壊して、歯の根が10mm以下になったら抜歯
歯周病
歯が横にぐらぐらするだけでなく、縦にぐらぐらするようになったら抜歯
歯のヒビ
ヒビが歯の根にまで達したら抜歯
歯の根の化膿
手術をしても根の化膿が治らなければ抜歯
親知らず
日常の診療で抜歯をするほとんどの理由が「虫歯」と「歯周病」です。
そして時々、「歯のヒビ」で歯を抜きます。
ただ、この基準より悪い状態でも歯を残そうとする場合もありますし、この基準に
なる前に歯を抜いてしまうこともあります。
どういう時に抜歯するかは、歯科医院でよく相談してください。
小幡歯科医院