啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ロウバイ」と「ヤブツバキ」

2013-01-23 08:54:52 | 山野草

県西部のロウバイ園で花が咲き出したというテレビの映像を何回か見た。1昨日は農家の庭で、マンサクの花枝をバケツ一杯に差し込んであるのを見た。出荷するのだろうか?畑ではアブラナの花が咲き始めるなど何だか春めいてきた。竹沼で満開のロウバイの花を見つけた。

「ロウバイ」はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。唐の時代に中国から入ってきたといい、唐梅の別名もあると言う。和名も中国名も“蝋梅”と同じ。梅が付くので、梅干しの実がなる梅のバラ科サクラ属に間違われやすいが、別の仲間なのだそうだ。

花は12月から2月に咲き、淡い黄色の蝋細工のような半透明の花弁をつける。花が梅の時期と重なり、旧暦12月を臘月と呼ぶことなどから名が付いているのだそうだ。花の香りも強い。受粉を助ける昆虫もいないのだろうか・・長い間花を咲かせている。

「ヤブツバキ」はツバキ科ツバキ属の常緑樹。日本原産種だという。花は冬から春にかけて咲く。高崎自然歩道の根小屋城址付近で見かける(名の標識が付いている)ので、もう咲いているのではないかと思い訪ねて見たが未だ固い蕾。少しだけ蕾の先が色付いているのを見つけた。

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