啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

春の芽生えⅡ「ヤナギの芽」と「クロモジの芽」

2013-01-11 09:09:30 | 山野草

“テレビの番組がつまらなかったら見なければ良い。本を読んだり、パソコンと向かい合う時間にするという人も多いだろう。食後のノンビリとする時間。私はコタツに入り、見る見ないは別にしてテレビや家内と過ごすことが多い。普段、当ブログで番組批判ばっかりやっている割には見ているのである。誰かさんは「夕飯を食べたてコタツに入ると”寝てばかりいる”」と批判するが、見たい番組がある時に寝ることはない。

昨晩、目を覚ますと“モクハチ(8?)なる今時数少ない歌謡番組。悲惨なのか凄いというべきか・・凄まじい人が歌っていた。初代 コロムビア ローズさんで、曲目は東京のバスガールだろう。好みは様々だろうが、私の場合は何でこの人はテレビに出るのだろうか??番組担当の方は何で出したのだろうか??と思ってしまった。

除雪されていない山道を1時間近く登って行ったが、30センチ近い積雪のなかでヤナギとクロモジの木の芽が膨らんでいた。真冬の日本海側でも、もう春に向けた準備が進んでいる。

「ヤナギ」はネコヤナギしか知らなかった。ヤナギ科ヤナギ属にはかなりの種がある。ネコヤナギで調べた。ヤナギの1種であることは間違いないが「水辺に生育している」という記述が多い。写真の個体は道路の則面に生えている。側溝はあり、湿っぽい場所だけにネコ種で間違いないと思うのだが・・・。ヤマネコヤナギ、オノエヤナギ、キツネヤナギ・・など似たようなものがいっぱいあった。

ネコヤナギ・・とするとヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。他のヤナギ類よりひと足早く(3-4月)咲き春を告げる。花は銀白色でビロードのような細い毛が密生した花穂をつける。これを猫の尾に見立てて名がついている。



「クロモジ」はクスノキ科の落葉低木。春の早い時期に芽吹き、葉脇に黄緑色の散形花序を付けることは知っていたが、寒い冬の寒入り間もない時期に、こんなに芽を膨らませていることに驚いた。枝を折って香りを確かめたので間違いない。
コメント
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