啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「オニノゲシ」

2013-01-16 08:45:30 | 山野草

“知識への課税強化は国の力を減衰させかねない”ことなどを理由に、日本新聞協会が消費税の新聞・雑誌・書籍に関する課税強化に反対声明をだした。まあ、主張するのは勝手だが“格好つけるなよ”と言いたくなる。メディアとして「消費税そのものに反対する」とか「業種や職種で税率に差をつけろ」とか主張するなら理解できる。知識を提供しているのは新聞や雑誌だけか!!アホ!!・・。こんなに“日和りまくっていると、戦争をリードした頃に戻ってしまうのでは?”と心配になってしまう。こんな自分達の業種だけ税を逃れようとする主張なら、農業団体が食を守れと心の底から叫ぶ“TPP反対”の方がはるかに説得力があるし、新聞も議論をリードしていくべし。新聞への課税など当たり前だろ。

「オニノゲシ」はキク科ノゲシ属の2年草。ヨーロッパ原産で世界中に分布している。道端や畑、水路の脇などどこにでもある雑草。黄色で舌状花だけで構成される花を4-10月に付ける。窪地になった場所など、風邪の当たらない日当たりの良い場所では、今の時期でも咲いている。写真の個体は自宅近くの散歩道で最近撮ったもの。もう少し背が高く伸びたら写真に撮ろうと思っていたのだが、この寒さで一向に変わらなかった。

良く似た「ノゲシ」を昨年12月25日に掲載したので、興味があったら参考にしていただきたい。その節にも紹介したが、両種のフィールドでの見分け方は
1、先のほうの花枝が多い
2、葉の表面にツヤがある
3、葉の鋸歯がトゲ状でさわると痛い・・・のがオニノゲシ。


コメント
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