啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「雪が降る」

2012-01-08 08:51:26 | 里山

天気予報では大山(鳥取)津南町(新潟)など積雪が平年の2倍、1・5倍以上など大騒ぎ?している。昨日まで5日間ほど、トキの島に帰省していた。新幹線から見る雪景色。湯沢の辺りは“もう少し雪があると良いのかな”と言う程度。積雪は多くない。昔の豪雪地帯長岡市でも積雪は殆ど無く、三条市辺りでは完全にゼロ。新潟市にも雪の気配は全く無い。トキの島では船が港に入る時に見える雪山に背筋が凍る。

ただ、気温はそれほど下がっておらず、平地に雪は見られない。実家に着くまでに越す峠では雪もちらつき、道路にも積雪があった。本土と対面する島東南にある実家は海岸から車で5分程度の山の中。標高は200メートル弱だそうだ。ここには20センチ程度の積雪があった。

この辺では、積雪を意識した家造りになっていない。ベランダがあるが、ここに屋根から落ちた雪が溜まってしまう。昨年は今までに経験したことが無いような大雪に見舞われ、老いた両親が心配で2月に帰省し、雪降ろしをした。多分、昭和38年の大豪雪(要確認)以来のことだと思う。昨年以前は、雪を見ない正月が大半だったと思う。昨年の5分の1足らずの量だが、ベランダに落ちた雪を降ろす作業は大変だった。

雪が少しでも積もると、除雪車が元気に飛び回る。“仕事だ!仕事だ!嬉しいな!”という風に感じる。ところが、屋根の雪下ろしなど予定には入ってないところ。家の入り口などには圧雪された雪がのこる。老いたと言えども未だ元気な両親だから多少の雪は何とかするだろう。年寄りだらけの島で、道路の除雪も大切だが、雪降ろしなど“生活の除雪”考える必要は無いのか。庭に積もった雪は20センチ程しかないのだが、放って置くと寂しく見える。
コメント
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