子供が小学生だった頃、釣りや川遊びに出かけた鮎川。堤防沿いは今でも良く歩くが、河川敷には車が入りにくくなったので、最近川沿いに歩いたことが無い。昨日の昼過ぎ“
カワセミ”にでも出会えるのではないか?と甘い期待を持って歩いてみた。昔出入りした場所はチェーンで閉鎖されているが、歩きならどこからでも入れる。踏み跡を頼って広い河川敷に降り藪を横切ると車輪の跡がある。所々には、川の流れに近寄った踏み跡もある。野鳥も多く、カメラを構えるが、警戒感も強いようで逃げ足が速い。
鮎川と鏑川が合流して少し東に下ったあたり。踏み跡を頼って川岸に出ると、少しグレーがかかった羽根を持つ大きな鳥。最初は“ダイサギ?”と思って写真を撮った。更に近付こうとすると飛び上がって去っていったが「コウーコウ」の鳴き声はツルの一声?戻って図鑑で調べると「ハクチョウの幼鳥」と確信した。幼鳥はグレーの色をしていると言う。
もう一つ判らないのは「オオハクチョウ」か「コハクチョウ」。オオハクチョウは体長が140センチぐらいで「コハクチョウ」より少し大きいという。そのため“首が長く見える”という。座っていたのを見つけダイサギと思ったぐらいだから、クビは長く見えた。が、比較するものが無い。
識別の方法で判りやすいのが頬の所にある黄色の部分の差。嘴に向かって伸びる黄色の部分が鼻の先まで長く伸びているのがオオハクチョウなのだという。コハクチョウは鼻の手前で止まっている。この写真では確認できないのが残念
結論!!!!クビが細く長く見えたので「オオハクチョウ」(カモ科ハクチョウ属)としたいのですが・・・・。数百メートル離れた場所にある飛来地は大半がコハクチョウだったような気もするし・・・。ハクチョウの幼鳥にしておきましょう。
※昨日掲載しそこなった「ウグイスと確信して撮った“わからない鳥”の後姿」を改めて載せてみます。