啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「オウレン」

2011-04-12 07:58:41 | 山野草

トキの島で雨が降り出した濡れた林の中。小さな白い花を見つけた。“多分オウレン”だと思って写真を撮った。1回目を失敗し、撮り直しにわざわざ出かけた結果の写真だが、それでもこの程度。撮った段階で確認すれば・・こんなことにはならないのだが・・・。

「オウレン」はキンポウゲ科の多年草。春に10センチほどの花茎を伸ばし、その先に2,3個の花をつける。花弁に見える白い部分はガク。地下茎がやや太く、横に伸びるという。この地下茎を「黄蓮」と称し、消炎・解毒など薬効があるという。また、黄色の染料として草木染めにも使われるというから有益な植物のようだ。



※この写真を見て欲しい。桜見物で人が増えている「竹沼」の北側。周回コースの脇に3,4本のタラの木がある。私たちも「このタラの芽を撮るのは誰だろうね」と言いながら、成長を楽しみにしていた。11日に10日振りくらいで訪ねてみると、既に芽は無かった。春が急速に進んでいるが、まだタラの芽を摘む時期には無かったはず。全ての芽が、爪でほじったようにえぐられている。今採っても食べられない大きさ(成長具合)だったはず。

1、食べ頃に成長してから撮る(食べない可能性があったら採らない)
2、芽は2回以上採ると、木が枯れてしまうと言います。
3、2回目を採る時も、次の芽が残っていることを確認してから採る。

タラに限らず、ワラビやウドなど。皆で、こんなこと考えながら、春の味覚を楽しみませんか。来年も楽しめるように・・。


コメント
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