啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「メジロ」

2011-02-04 10:00:15 | 野鳥

啄木鳥の撮影チャンスをじっと待っていたが、20分近くネバッても近付いてくれなかった。諦めかけた時、直ぐ近くの枝ににこの鳥が止った。「メジロ」だ。。珍しい鳥ではないが、ウグイス色の美しい姿と白い目が一際目立つ。

ウグイスと間違われることが多いという。桜や梅の花などで蜜を吸すう姿を見るのは「メロ」。ウグイスは鳴き声こそ有名で、山道などあちこちで泣き声を聞くが、なかなか姿を見せてくれることは無く用心深い。羽色もメジロの方がウグイス色で、ウグイスはドブネズミ?色。メジロはメジロ科、ウグイスはウグイス科。

禁猟、飼育禁止だが、申請し許可を得れば1世帯当たり1羽の飼育が認められるという。「鳴き合わせ会」など行われているそう。若い鳥に、泣き声に定評ある鳥の生の声やテープを聞かせ、訓練するのだそうだ。人間の世界と違うのは、鳴かない雌は全く存在価値が無いのだという。

“目白押し”と言う言葉がある。メジロは夕方になると枝に体を寄せ合って集まる事があるそうで、いっぱい集まっている様子や、押し合うほどに多い状態をメジロの習性に例えたものだそうだ。