農業じゆう人

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幼児虐待

2022年02月22日 12時36分04秒 | 世間
  「おつきさま、やねに、かくれんぼしてる」「おかあちゃんの手、つめたいね、
   おぶうちゃんの足、ぬくいでしょう」。 詩人の“金子みすゞ”は26歳で亡
   くなる直前、3歳の娘“ふさえ”が口にするたどたどしい表現を手帳に書きと
   めていた。 「南京玉」とのタイトルもつけた。
  不仲だった夫に詩作を禁じられた後、心の隙間を埋めたのがまな娘の言葉だ
   ったようだ。 一つ一つがガラス製の南京玉のように愛らしく、「人には
   なんでもないけれど、それを書いてゆくことは、私には、何ものにもかえ
   がたい、たのしさだ」とつづっている。 我が子の声にじっと耳を澄ませ
   るのは至福の時間だったに違いない。

  その母はまな娘のどんな言葉を聞いていたのだろうか?  岡山市で6歳の
   “西田真愛ちゃん”が亡くなり、虐待をしたとして母親と交際相手の男が逮
   捕された。 伝えられる当時の状況からは、助けを求める弱々しい声とお
   えつくらいしか想像することができない。 かつては笑顔でお月さまや肌
   のぬくもりを語った日もあっただろうに‥な~。
  泣き声を聞き通報したした人もいたが、結局救いの手は差し伸べられなかっ
   た。 「多忙な状況だが、何とかできなかったのかという思い」。
   児童相談所の釈明がむなしく響く。 悲劇が起き、そのたびに再発防止の
   策を話し合う。 何度繰り返したことか‥。 今度こそ、わずかなSOS
   にも耳を澄ませ、書きとめる手立てを考えたいもの。

   お住い近くの皆さんのお見受け・お声掛けが今の世では一番だと思います。
   その中から何かの気づいたような声があった場合は、警察や自治体・児童
   相談所ら関係者の皆さんが連絡を密にして対応していただけるように願い
   たいものです。 ACジャパンのCMではありませんが「助かるはずの命」
    が「助かるはずだった命」にならないようにしませんか‥‥。

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