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新紙幣まもなく手元に

2024年07月01日 12時42分13秒 | 世間
      
  7月3日の新紙幣(日銀券)発行が近づいてきた。 キャッシュレス時代とはいえ、現金の出番はまだ多い。
  新しいものが出ると、これまでの紙幣はどうなるのか。 いつまで使えるのだろう。 紙幣や硬貨の素
   朴な疑問について調べてみました。

  一万円札といえば、聖徳太子を思い浮かべる人もいるだろう。 福沢諭吉が描かれている今のお札より
   もサイズはやや大きかった。 日本のキャッシュレス決済比率は2023年で4割近くまでに高まっ
   ている一方、紙幣の発行高はそれほど減っていない。
  その紙幣はおよそ20年の周期で切り替えられていく。 「改刷」の最大の目的は偽札対策だ。 デザ
   インを一新し、簡単にはまねできないように最新の偽造防止技術が盛り込まれている。 描かれてい
   る人物も一万円札が渋沢栄一、五千円札は津田梅子、千円札は北里柴三郎にそれぞれ変わる。
  そうはいっても現在の福沢諭吉、樋口一葉、野口英世の描かれた紙幣が無効になるわけではない。 7
   月3日以降もこれまでと変わらず使えます。 金融機関のATMや店舗・駅の券売機の新紙幣対応
   も進む。 ただ一部で準備が間に合わない例は出てきそうだ。
  気がかりなのは改刷に便乗した詐欺行為だ。 「古いお札は使えなくなるので交換する必要がある」
   「日本銀行の担当者が回収に行く」などと促す電話がかかってくるかもしれない。 注意したい!
  タンスを探したら、もっと古い昔のお金が見つかった場合はどうか。 すでに発行を終えている紙幣
   のうち、現在でも有効なものは18種類ある。  最も古いのは1885年(明治18年)に発行開始
   の大黒像が描かれた一円札です。 ちなみに硬貨となると、今でも使えて最も古いのは1948年
   (昭和23年)発行開始の五円玉になる。 現在有効な紙幣や硬貨の一覧は日銀や財務省のホームペー
   ジなどに掲載されている。 手元に古いお金がある人は確認してみるのもよさそうだ。

  市中に流通している紙幣の平均寿命は一般的に一万円札で4~5年程度、五千円札や千円札は使用
   頻度が高く傷みやすいため、1~2年程度だとされている。 手元のお金を新札に交換したい場
   合、銀行に持っていく方法がある。 紙幣が破けたり、一部燃えたりしてしまったときはどうな
   るのか。 日銀の本支店に持っていって手続きをすれば、紙幣の残った面積に応じて引き換えら
   れます。 いずれも表・裏両面があるのが条件。 残った面積が元の3分の2以上だった場合に
   は額面通り全額、5分の2以上だが3分の2未満だったら半額として引き換えてくれる。 ただ
   し残った面積が5分の2未満の場合には引き換えてもらえない。 ちなみに燃えてしまった場合、
   残った灰が紙幣であると確認できれば、その分を面積に含めて計算できる。 箱などに入れて、
   できるだけ原形を崩さないようにして持ち込むようにしたい。
   引き換えに手数料はかからない。 ただし確認などに時間がかかる場合がある。 日銀ではホー
   ムページや電話などを通じ、訪れる本支店への事前予約を呼びかけている。

  お金というと、海外旅行で使い残した外国の紙幣やコインが見つかることもあるだろう。 現在流
   通している通貨であれば、寄付に充てるのも一つの手だ。 例えば日本ユニセフ協会(東京・港)
   は世界の子どもたちを支援する「ユニセフ外国コイン募金」を展開する。 国内の主な国際空港
   (税関検査場内)などに募金箱を設置しているほか、コインについては普通郵便か宅配便でも受け付
   ける(送料は送り主負担)
  日本国内で使えるようにする方法もある。 「ポケットチェンジ」は外国の紙幣やコインを交通系
   電子マネーなどに交換できるサービスだ。 空港や駅の周辺、商業施設内に置かれた端末に投入
   すると、その時点での為替レートなどに応じて交換できる。 紙幣のみの通貨もあるが、米ドル
   やユーロ、中国元、韓国ウオンに関してはコインにも対応している。 有効活用してください。
  
   昔々のことですが、新紙幣や記念硬貨の交換などの時はは大変だったことが思い出されました。