農業じゆう人

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山形でサクランボ不作?

2024年07月08日 12時40分25秒 | 地域
 サクランボ生産量全国1位の山形県で、ふるさと
  納税の返礼品として全国の寄付者に贈るサクラン
  ボが不足し、一部発送できない事態となっている。
  高温被害による記録的な不作が原因。県内の各自
  治体は、代替品の送付を寄付者に提案しているほ
  か、一部は寄付金の返還に応じるなど対応に追わ
  れている。

  6月26日時点の山形県のまとめによると、県は4月以降に返礼品としてサクランボ約1万
   5千件を発送予定だったが、数量不足のため10%の約1500件が発送不可能になった。
   市町村では計約33万6千件の発送予定のうち、約33%の約7万6千件を発送できてい
   ない。
  全国有数の産地である寒河江市は、サクランボの返礼品希望が約3万3千件あったが、3分
   の1に当たる約1万2千件が発送できていない。 山形市も数量不足のため19%分の発
   送を断念した。 人気品種「佐藤錦」を一部確保できていない東根市の担当者は「寄付者
   のサクランボへの期待は大きく、心苦しい」と肩を落とす。

  県は当初、昨夏の猛暑の影響を考慮し、今年の収穫量を平年の90%程度と見込んでいた。
   しかし収穫期の6月に暑さが続き、果実の高温障害が多発。 「過去に例を見ない凶作
   水準」(JAグループ山形)となる見通しだ。
  希望通りの返礼品が確保できないことで、今後の寄付額が落ち込む懸念も出ている。 あ
   る市の担当者は「市の財政運営はふるさと納税なしに考えられない。 影響がなければ
   よいが」と思い口ぶり。 東根市の担当者は「来年はサクランボの返礼品を減らすなど
   の対応も検討したい」と話している。
   自然界相手の作物づくりはこのように非常に難しいものなんです‥ョ。