疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

グランド・イリュージョン

2013年10月29日 | 映画・DVD
エンターテインメント映画
予告やCMでやってた銀行の金庫にテレポートするマジックや、瞬時に手錠が付け変わるそのタネが知りたくなった。
で、公開翌日に観たわけだが、全部のタネあかしがあるわけではない。
金庫にテレポートするのはタネあかしがあったけど、手錠の付け替えや空中浮遊なんかはネタあかしがない。
カッパー・フィールドがマジックの指導をしているので、これらは実際に使われているマジックだからなのか??

内容を完全に理解できたわけじゃないけど、マジックと見せかけて銀行から盗み取ったお金や、掠め取った実業家の資産をばらまかせたのは、フォー・ホースメンをアイという組織が迎え入れるためのテストだったって事?
そこまではなんとか成り立つけど、首謀者が実はフォー・ホースメンを追うFBIの捜査官だったと。これは無理があるな。そういう目で見ても、ははぁなるほどと納得できるものではない。
しかも恋愛絡めるのはますます無理があるし、必要ないでしょ。

モーガンフリーマンの位置づけが意外というかもったいない。
最後はモーガンフリーマンがニヤリと笑って去るシーンを想像していたけど、しっかり嵌められて檻の中とはね。

時代劇「蠢動」

2013年10月28日 | 映画・DVD
先週、「人類資金」といういかにも予算をたくさんかけて作りましたっていう映画を観たけれど、だから何?つまんね。ていう映画だった。
蠢動は低予算だというのが観ていて分かる映画だけど、逆に言うと低予算でもこれだけの映画が作れるって事だ。
見応えのある本格的時代劇だ。

映像は彩度を落として白黒に近く、音楽は和太鼓のみ。
大道具小道具も余計な物は出さず、監督がこの映画で何を観せたいのかストレートに伝わる。
出演の役者さんも第一線という方々ではないが、大ベテランでさすがにうまいと思うし、主役の役者さんもすごく良かった。
さとう珠緒さんが時代劇とは少し驚いたが、少々物足りないながらも割ときちんと演じてた。
年齢的にあのキャラのままでは厳しいと思っていたが、これをきっかけに新しい境地を開拓できればいいな。

映画のその後が気になる。
さとう珠緒さんは弟の罪により罰せられるか、仮に城代の計らいでお咎めなしとしても、男がいない家は取り潰されて一人放り出されるんだろうな。

こりゃないよ「人類資金」

2013年10月22日 | 映画・DVD
結構期待して観たのだが、失敗した。
とにかく退屈であくびが出る。

宣伝では撮影総移動距離が地球一周半とか言ってたけど、海外ロケする意味あった?
登場する外人が、皆演技下手くそ。下手にくそまで付けちゃう。
外国語喋ってりゃ、誤魔化せるとでも思ってるの?

ストーリーも解りづらい。
仲代達矢さんが理事長を務める財団が実は密かにM資金を管理する団体だった。
資金の運用方針について異を唱える息子の香取慎吾さんが、10兆円のM資金を盗み出すよう、佐藤浩市さんに依頼する。
見事盗み出して、人材を育てるために投資するわけだが、それが未開の地にPDAですか(°_°)
電気もろくすっぽ通っていない土地で、充電どうする?
電話も無い地域の無線基地は?

荒唐無稽としか言いようが無い。

森山未來さんだけがうまかった。

M資金について、もう少しまことしやかな話には出来なかったのかね。
客を舐めてるのかと言いたくなる映画。

パッション

2013年10月21日 | 映画・DVD
デ・パルマ監督のサスペンス映画。
サスペンス映画としては、超正統派。
面白い。

ストーリーは、まるで名探偵コナンを観ているよう。
ただ、邦画として日本の役者で作ったら、もっとドロドロして不潔感が出てしまいそう。

納得できる良作品。

ももクロ見てきた

2013年10月11日 | 雑記

10月9日、東京ビッグサイトで開催されたITProEXPOというイベントでももクロがゲストのセミナーに行ってきた。
ももクロのライブなんかは万単位のキャパの会場で行なわれるため、近くで見れる機会はまずない。
当然抽選制で、ネットで事前申し込みを行い500名が招待される。
ライブはまるで当たったためしはないけれど、このセミナーには当選した。

IT企業に勤務しているので、IT系の展示会に行ったりセミナーを受講する事はたまにある。今回も業務の一環という体で(笑)

セミナー開始の45分前に会場へ行くと、既に100人以上が並んでいる。会場内はまだ一つ前のお堅いセミナー講演中だ。
行列はほぼおじさん。MCZ柄は一個も見当たらず、モノノフらしき姿は認められない。
みなさんスマホをいじりながら、開場を待っている。

会場に入るとステージ上に椅子が5個並べられていて、ここにももクロ全員が座るのかと、期待が高まる。
ステージの前には、プレスがカメラを抱えて10数名待ち構えている。
その後ろにパイプ椅子がびっしり並べられていて、私は前から5列目。
通常の万単位の観客が来るライブと比べたら、ステージはかなり近い。

受講者はやはりおじさんばかりだが、一人だけ赤いバンダナを巻いていて、一目で夏菜子推しと分かるのがいる。

ふと開場の横を見ると知る人ぞ知るマネージャーの川上さんが立ってる。その横には今年からの新しい女性マネージャーもいる。
この会場に来てる人の何人が川上さん知ってるんだろう。

司会者に呼ばれてももクロ登場。すぐ5人の自己紹介が始まる。簡単な振りと掛け声が決まっている。ここの来場者は対応できるのか?心配してたら、1割もないかな。私を含め30人程が対応できてたよ。

ふと見ると、ピンクのタオルを握り締めている人や、紫のうちわを振っている人もいる。モノノフがしっかり紛れ込んでるわ。

セミナーは生徒役でセーラー服+Z女戦争の猫耳姿のももクロに対し、講師がIT関連の質問をしながら進めていく形式。
もちろんももクロは真面目にボケた答えを返すわけだが、内容はIT入門以前のレベル。。

最後にマネージャーの川上さんがステージに上げられていじられてた。

今回、歌は無かったけど、肉眼ではっきり顔が分かる近さで生のももクロが見れた。
激カワ。
ライブはバックスクリーンの映像を見にいくようなものなので、今回短い時間だったけどとても貴重な体験ができた。