疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

SPEC~天~

2012年04月23日 | 映画・DVD
映画の完成度という意味では、満足出来ない。スペシャルドラマで十分のレベル。

SPECホルダーのSPECには突っ込みたいところがいっぱいあるけど、そこは深く考えないのがお約束。

映画化せずテレビで十分という意見が多いのは、確かにその通りだと思うけど、私自身がそこそこ楽しめたのでいいかな。
役者の演技云々より、キャラがいいよね、好きだ。

監督がTRICと同じ堤監督なので、ギャグの乗りが一緒。
栗山千明さんがキル・ビルと呼ばれていたり、伊藤淳史が伊藤淳史の役で出てみたり。
そう言えば、ドラマ版では麿赤兒さんと実子の大森南朋さんが共演してたけど、映画でも期待しちゃったなあ。なかったけど。

エンドロールの後、続作はない「欠」だ!とメッセージがあったけど、次回作は向井理さんで、国会議事堂が埋もれるまでの経緯が明かされるんだよね。
割と楽しみにしてる。

屋外ラン

2012年04月22日 | 
今日はジムへ行かず、初の屋外ラン。
GWに参加する地元マラソンに備えて。
今まで一年近くジムのランニングマシンでベルトの上ばかり走っていて外で走るペースが分からないので初の屋外ラン。

コースと距離は予め調査済み。
Amazonで購入したランニングウオッチとiPhoneのランニングアプリで計りながら走ったら、あら不思議!いつもと全くおなじペースで10km走れた。
ペースが体に染み付いてるのかね。
驚いた。

ジョン・カーター

2012年04月18日 | 映画・DVD
アメリカ大統領の名前みたいな題名の映画。
アメリカでは大赤字だとか。
劇場予告を見る限り、そんな事は微塵も感じさせないが。

ストーリーはどこかで見たことがあるのをつなぎ合わせたよう。
それにしても、重力がちがうだけであんなに強いのか?
体重含めて、周りにある物全部が軽くなるのは解るが、動作は速くならないよな。

映画の評価サイトを見ても、あまり評価は高くないみたいだけと、個人的には楽しめた映画だった。
ディズニーの娯楽映画らしく、スッキリ気持ち良く観られた。嫌いじゃない。
なんでアメリカで大赤字なんだろう?

個人的にはウ~ン「バトルシップ」

2012年04月16日 | 映画・DVD
バトルシップとジョンカーター、どちらを先に観るか悩んだ末、評価の高さで「バトルシップ」にした。
上映が始まると、初っ端から自分の感覚に合わないのを感じた。
どうやら演出がダメ。
アメリカンジョークもそうなんだけど、特に真珠湾攻撃を体験した退役軍人が、ミズーリでカッコつけて登場するシーンは呆れてしまった。
太平洋戦争の開戦が昭和16年。という事は大正生まれなわけで、90歳ぐらいの老人が戦艦で活躍するwww

宇宙船の規模や、回転しながら破壊を続ける兵器、バリアの配備なんかを見ると、とても米軍が勝てる相手じゃないと思われ、この地球のピンチをどうやって切り抜けるのかが見所。
CGによる戦闘シーンは迫力十分だった。
けど、回転兵器が戦闘機のミサイルで簡単に破壊されるとは、あっけなさ過ぎ。

エンドロールの後のワンカットも、あーそうなのって感じだし。

アーティスト

2012年04月10日 | 映画・DVD
この3D時代に、モノクロサイレントをよく作ったと、製作者の度胸に感心する。
始めからヒットを狙って作ったのならすごいが、ある意味賭けだよね。

意外にもモノクロサイレントが新鮮だった。
色も音もないという事は、色と音でカバーできるはずの演技に、全く誤魔化しが利かないということで、役者の技量が試される。

表情で語れるって凄いね。眉毛の動きや口元だけであれだけ語れるって事に驚き。
表情も演技も抜群に良かった。

切ないストーリーは、チャップリンを思い出した。

観終わって、しばらく経ってからジワッとくるような、まあ佳い映画です。