疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

10クローバーフィールド・レーン

2016年06月21日 | 映画・DVD
交通事故に遭い、意識が戻ったら治療されているんだけど監禁状態のミシェル。
自分を助けた命の恩人と言い張る爺さん(ハワード)が変質者の要素たっぷり。
地球はエイリアンに侵略され、シェルターの外は空気が汚染されて、出る事が出来ないと言う。
「ルーム」という監禁し続ける映画を観たばかりではないか。

映画としては、ハワードを完全に変質者・監禁という方に持っていってるけど、映画のポスターでは宇宙船出てるし、実のところどうなんだ?と。
そこがこの映画の一番気になるところ。

シェルターの食料備蓄はすごいけど、水はどう調達してるんだろう、シャワーを浴びれるし、調理もできる。地下水汲み上げてるのかな?、発電の燃料は?、空気清浄機の能力は?と色々疑問が浮かんでくる。

ハワードは元海兵隊の巨漢なのに、ミシェルにあっさり殺されてしまう。

ハワードを殺害し、なんとかシェルターから脱出したミシェルが空を飛ぶ鳥を見て防毒マスクを外す。
映画はほぼここまでだな。

エイリアンとの戦いはサービスカットみたいなもの。
地球を制圧したエイリアンが、火炎瓶一本でやっつけられるとはとても思えない。

64ロクヨンー後編

2016年06月13日 | 映画・DVD
前編ももちろん観たけど、ブログにアップしてなかった。f^_^;

後編で全てのモヤモヤが解消すると思っていたんだが。。。
犯人の動機、刑事部長の申し送り事項、幸田メモとは、三上義信の処遇は、スッキリしないんだなあ。察しろという事なのか?

永瀬正敏さんの演技は驚いた。あんなに絶望感に打ちひしがれる様は真に迫力があった。車の中で泣いて言葉に詰まるシーンは釣られて泣きそうになったわ。

犯人は後編から登場する人物ではなく、前編から出ている人というのがセオリーじゃない?
こんな結末だと、広報と報道の対立はこの映画に必要なかった様な気がする。そうすれば前後に分けずに作れたのに。

榮倉奈々さんの警官の制服は板に付いてるというか、よく似合う。図書館戦争でも似た制服姿だもんな。

ベテラン、実力派の役者さんが多数出演しており、演技のぶつかり合いをジンジン感じる。見応えある作品。

ヒメアノ~ル

2016年06月02日 | 映画・DVD
高評価だけど、どこが?って映画。
個人的には、いじめ、暴力、殺人、レイプと観ていて胸糞悪い。
それだけ森田剛君の演技が良かったのかも知れない。彼の地そのままなのか?

佐津川愛美さんのサービスショット満載、バストトップは拝めないけどね。
ニプレス貼って頑張ったんだろう、濱田岳に生乳揉まれる羨ましいシーンもあったし、後ろからのヌードも美しかった。

アニメが原作だからか、森田剛君が主演だからか、若い客が多かった。
隣の席は女子高生。避妊具、ベッドシーン、強姦シーン。濱田岳が腰をカクカクしてるシーンなんかは、もし自分の娘なら見せたくないR15指定。

警察を甘く見てる。原作通りなのかは知らんが、連絡が取れないとの通報を受けた警察官が、向かった家から戻ってこないのに、何日も放ったらかしなんてあり得ない。
近所からあの家の新聞が溜まっていて変だ、なんて通報で初めて警官が殺されているのが分かり、しかも拳銃が盗られていたなんてそんな失態あり得ないでしよ。

佐津川愛美さんは、10年ぐらいも前だろうか「蝉しぐれ」という木村佳乃さん主演の映画に、子供の頃の木村佳乃さん役で出ていた。
まだ10代半ばだけど、いい女優さんになりそうな気がして、割と気にかけていたんだけど、映画やテレビではたまにしか見かけない。

殺伐として気分が悪くなるような映画の中で、佐津川愛美さんのセクシーな姿は救いだった。