日本のいちばん長い日

終戦前夜の宮城事件を描いた作品。
出演している役者さんは文句の付けどころがない素晴らしい演技。
役所広司さんは言わずもがな、青年将校役の松坂桃李さんもなかなか。
山崎努さんの老練な芝居はさすがである。
本木雅弘さんは昭和天皇役としてはガタイが良すぎてどうかと思ったものの、始まってみるとそんな不安は吹っ飛んだ。
最後の方で戸田恵梨香さんが特別出演で出ていたけど、おまけみたいで得した気分。

２時間半という長い映画なので覚悟して観ていたら、あれっ、もう終わりなの？って感じだった。

終戦直前1945年4月に鈴木総理（山崎努）就任から始まる約四か月間の映画。
宮城事件（きゅうじょうじけん）や敗戦の経緯など、背景を知っていた方が映画を追いやすい。

こういう映画を観ると、戦争という史実を記憶にしっかり留めておかないといけないなと思う。

この映画は戦争映画にしては、戦場が一切出てこない。

観ていてハッと思ったのは、阿南陸軍大臣が鈴木総理に対してポツダム宣言の受諾をもう２，３日延ばしてもらえまいかと頼むシーン。
それに対して鈴木総理はそれはできないと、一日遅らせれば、北海道はソ連に奪われてしまう。だからソ連が日本に上陸する前に戦争を終結させておかなければならないと。

この言葉にソ連の悪行三昧をふつふつと思い出してしまった。
日本に原爆が投下され、日本の敗戦が不可避と分かるや否や、日ソ中立条約を一方的に破棄し、満州の日本軍を総攻撃。
ソ連からの宣戦布告は日本軍に伝わっていない中で150万もの大群で攻めてきた。
その後、捕虜は速やかに帰国させるべしというポツダム宣言の条約を無視し、終戦後、何年にも渡り捕虜をシベリヤに抑留して奴隷として重労働を課した。

北方四島から武力で住民を追い出し、戦勝国の戦利品として侵略。それは現在も平然と続いている。
たった一週間アメリカ軍に加担しただけで、日本から５０万人の労働力と四島を奪った事に日本人はもっと怒りを持っていい。
それ以前に学校教育できちんと教えるべきだよな。

なんて事を映画を観ながら思うような映画でした。

東京パフォーマンスドール テレ朝サマーライブ2015

May J.さんのサマーライブから一日置いて、また六本木ヒルズに行ってきた。
東京パフォーマンスドール（以下TPDと略）は、一月ほど前に渋谷の有料ライブへ行き、会場の音響の悪さとの絶望的に歌下手なのに失望したものの、今回は無料ライブなのでモノノフの友人とビール飲みがてら行ってきたた。

六本木ヒルズは夏祭り中につき、お祭り気分でビールが飲める。特に15時～18時はサービスタイムでビールが半額の300円になっている。

無料ライブは１８時開演17:10集合なのでそれまでビールを飲む飲む。
実はモノノフさんも自分も、底なしでビールが飲める。
集合時間までの２時間で各々５杯のビールを飲んだ。各々で（笑）。ビールのプラスチックカップは中ジョッキサイズ。

600番台の整理券だったが、意外と番号が飛んでいて自分の前に600人もいる感じではなくせいぜい300人。解除後方端っこの柵前に陣取ることができた。
無料チケットなので、複数のチケットを取っておいて、一番整理券番号の若いチケットで入場する人や、予報では雨だったので取りやめた人が多かったんじゃないかな。
客入りはどうかというと、整理券を持ってる人が全部入場してからも会場に余裕があったため、誰でも入場できるようにしてた。

客層はほとんどが男性。偏ってるなあ。
18時ちょうどにスタート。開始と同時に全員総立ち。
始めから飛ばす飛ばす。休みなしに歌い続けて、MC入れたのは10曲近く歌ってからだ。
ダンスはかなり激しいので、飛び散るくらいの汗をかいてる。割れた腹筋が汗で光ってるのが美しい。
会場の雰囲気に飲まれて、コールに力が入る。ライブ前にビール５杯も飲んでるので、汗が噴き出る。

後で知ったけど、曲数はアンコール含めて１２曲。無料ライブとしてはかなり多い方だと思われる。
有料ライブ会場のような凝った照明や演出はないけど、なかなか良かった。

１時間近く声を張り上げ、拍手して、腕を振り回してると必然的に喉が渇く。
ということで再びビール。さらに飲む飲む。
正確には覚えてないけど、さらに５杯は飲んだ。まあ飲みすぎです。

May J.テレ朝サマーライブ2015

六本木ヒルズアリーナで行われたMay J.さんのテレ朝サマーライブに行ってきた。
去年に引き続き２回目だが、運用が去年といくつか違ってた。
去年はFC先行抽選で当選すると良席が確保できたけど、今年はFC先行というものがなくて六本木ヒルズの夏祭りサマーパス(2,000円)を合わせて購入することにより良席が確保できる。
入場整理券だけの申し込みもできるが、柵外立ち見の入場番号になる。

開演は18時、開場は17時半で17:10から整理券番号順の整列が始まった。
May J.さんのライブやイベント会場でよく見かける顔がたくさんいた。
お互いに情報交換済みなのだろう、いくつかグループができていて、さらにグループ同士でも交流している。

年齢性別関係なく自分から話しかけられるタイプではないので、少しうらやましい気もするが、食料とアルコール飲料をクーラボックスに入れて会場に持込んで、開演前の会場内で仲間と飲み食いしているのは、さすがにどうかと思った。

さて席は前から３列目を確保。去年と同じだ。
前説はミュージックステーションの弘中アナ。生で見ると小柄でかわいいですね。

時間ちょうどにGARDENでMay J.さん登場。バックダンサーを４名連れている。
衣装は新曲のリリイベで着用している黄色のドレス。

＜セトリ＞
Garden
be mine
本当の恋
so beautiful
風になりたい
Rainbow
Let It Go!
Sparkle
--------------
shinny sky

アンコール入れてなんと９曲も。３週間前のお台場ライブより２曲多い！
「本当の恋」は去年もこの場所で歌ったけど、TBSドラマの挿入歌。まあテレ朝側だってそんな細かい事は言わないんだろう。

先月のお台場ライブは日中のまだ陽が射す中で行われたが、May J.さんは汗一つかかずに最後まで歌った。さすがに暑いと口では言っていたが。
今回はその時ほどの暑さではなかったけど、終盤ではMay J.さん汗だくでしたね。連日のリリイベで疲れが溜まってるのかな。

アンコール曲のShinny sky終了後、再び弘中アナが登場し閉会。18:45

去年はCD予約でハイタッチ会があったので、今回もそのつもりでいたのにCD購入での握手会は無し。
それでもサイン入りアナザージャケットが付くというので、CD販売には列ができていた。

次のライブは10月の日光東照宮。

ミッションインポッシブル／ローグネーション

２Ｄ字幕版で鑑賞
００７シリーズと区別がつかないくらい似てる。英国ＭＩ６かＩＭＦかって感じ。
女スパイが登場して、それがどっち側なのか最後までやきもきするんだけど、００７の場合は間違いなく味方。
なのでそのつもりで観ていた。

予告やテレビＣＭでおなじみの離陸する飛行機に掴まるシーンがオープニング。あれだけで十分お腹がいっぱい。
劇場予告でメイキングを流していたけど、トム様５０代。ベルトで固定しているとはいえ、スタント無しは驚きですわ。

シンジケートの要求が英国の首相を拉致しないことには達成できない。こんな無理ゲーは脚本にもしないと思う。
誰もがこの時点では、あっと驚く別手段で達成するんだろうと思いきや、普通に正攻法でやってのけるのがこの映画。

敵か味方かわからない女スパイ、強いんだよねー、格闘技に優れていてヘッドシザーズで相手を倒す様はブラック・ウィドウのよう。
バイクの運転もブラック・ウィドウばりだし。
００７では女スパイが殺されたりするんだけど、この映画では味方の誰ひとりも命を落とすことなく見事なエンディング。
誰かが殺されたりすると、後味が悪かったりするんだけど、わりとスッキリした気分で劇場を後にできる。

さてトム様、いつまでこのシリーズをやるんだろう。

May J.さんインストアライブ(20150808イオン与野)

久しぶりにMay J.さんのインストアライブに行ってきた。
8月8日(土)@イオンモール与野。
13:00～の部

開催の2日前に急きょ告知があり、慌わててGoogleMapで確認すると、車で行くような場所で、公共交通機関ではかなり不便な場所。車の運転は嫌いなので、電車とバスで行ってきました。気温は30°を軽く超えている。

初めての場所はGoogleMapに教えてもらいながら開演45分前に到着。
今までのインストアライブでは2時間前には到着し、それでも整理券は枚数終了しているので、場所を確保して2時間立ちっぱなしで開演を待つのがいつものパターン。
今回良席は無理と思っていたが、握手券のためにCDを購入したら入場整理券も貰えた。

以前、レイクタウンでやった時は観客数5千人との報道がたったが、今日は千人いない感じ。
告知がせめて1週間以上前ならイオンの客もMay J.さんの無料ライブを知るけど、急すぎるね。
逆に自分にはこれが幸いし、間近かで歌を聴くことができたわけだが。

＜セトリ＞
so beautiful
ずっとずっと
Let It Go～ありのままで
Sparkle

の4曲20分。
一曲目はまだちょっとギクシャクした感じがあり、ちょっといつもと違う。
2曲目以降は安定の歌唱。
Let It Goは日本語Heartful ver. 久しぶりだ。
May J.さんの生歌を初めて聴く客から凄い、と溜息が漏れる。
次が最後の曲デス、に「え～！！」の大コール。
ミニライブ後の握手会では、直筆サイン入りのCDアナザージャケットも貰った。

次のライブは11日のテレ朝夏祭り。場所は六本木ヒルズ。