疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

いい映画だ「ベンジャミン・バトン」

2009年02月15日 | 映画・DVD
長い映画だけど、じっくり観させてくれる良い映画。

特殊メイクとCGで一人の役者があれだけ広い年齢を演じられるとは。
ブラッド・ピットが死にかけの老人から10代まで演じる。
今40代のブラッド・ピットがホント10代に見えるんだよな、あれ欲しい(笑)

ケイト・ブランシェットも10代から60代くらいまで演じるんだけど、不自然さはまるで感じない。
他の役者さんもみな一様に老けていくのだが、ホント自然なんだよね。
最後、死を迎えつつある老婆もケイト・ブランシェットなのかしら?

この映画、生まれたとき既に老人で、だんだんと若くなっていくというのは知っていたけど、最後どうなるかは、映画を観て初めて知った。

ハチドリの使い方とか、逆に動く時計。
他の登場人物も見逃せない、船長に実の父親、ロシアのホテルにいた女性。
全部無駄がない。

こういう映画を完成度が高いと言うんだろうな。

余韻の残る映画。

んーバレンタインっぽいぞ

2009年02月14日 | 雑記
今年のバレンタインデーは久しぶりにバレンタインっぽかった。
ここ何年かは、一同からで~す、みたいな貰いかたばっかだったから。

その1
13日の昼休み、会社の派遣の女性がGODIVAの紙袋を持ってやってきた。
きっと袋の中に小さなチョコが一杯入ってて、それを配って歩いてると思ってたら、袋ごと渡された。
中にはちゃんとリボンが付いたGODIVAの箱が。
なんだ、女性は同じ紙袋をいくつも持っていて、何人かに配っている。
これ、貰っていいの?すごいね。来月楽しみなんじゃないか?
と言うと
エヘヘと笑ってた。

これは、うちの奥さん喜ばせるだけだと思ったけど、これ持って帰ったら、逆に怪しまれるんじゃないか心配になった。

その2
月曜日、Fさんといつもの池袋の店に飲みに行ったとき、店の女性料理人に今週の木曜か金曜、どっちか必ず来るようにきつく言われた。
そのときの迫力に気圧されて、金曜日に来ると約束させられた。

金曜日、仕事でFさんの参加が危ぶまれたものの、日曜日休日出勤を前提に飲み屋に現れた。
店内は混んでいたけど、しっかり我々の席は確保されてた。

その女性料理人、結構お客さんには人気があり、彼女目当てで飲みにくる客も多いという。
確かに、私がこの店に通うようになったのは、この人がいるからだった。
金曜日、いつになく店は大入りで、女性料理人にちょくちょく話しかける一人客の男性もいる。

飲み始めてから1時間ほど経過したところで、女性料理人が、これ、と言ってチョコレートの箱をくれた。
ちゃんとしたスイーツ店のものだ。

はっきり言ってnissy20さんにはついでにあげるだけです。
いつも出張の帰りにお土産持って来てくれるFさんへあげるので、一緒にいるnissy20さんに何もないとかわいそうだから。
だそうだ。
だって俺出張ないもん。

カウンター席から、さきほど女性料理人に話しかけていた男の視線が痛い。

この店、もう5、6年通ってるけど初めてのこと。
女性料理人、バレンタインチョコってキャラじゃない。
てのは失礼か。

とりあえず来週、青森の実家へ行くのでお土産買ってくるか。


誰も守ってくれない

2009年02月08日 | 映画・DVD
土曜の午後「誰も守ってくれない」を観てきた。
公開は1月24日なので2週間遅れで観たことになる。シネコンではすでに小さいスクリーンでの上映だった。
今日、この映画のプロローグ版としてやはり24日に放映されたテレビ番組「誰も守れない」を観た。

「誰も守れない」のエンディングが「誰も守ってくれない」のオープニングになっている。
主題歌も同じ。

映画のあのシーンはこれがあったからなのかと思い当たるシーンやセリフが、テレビを観てわかった。
シャブ漬けにするゾってセリフには、そーゆー背景があったからなんだ。
冷蔵庫の禁酒の貼紙は、、木村佳乃さんとの関わりは、、、、なるほどだよ。
本編では写真と声だけしか出ていない、佐藤浩一さんの娘役が出演してるとかもある。

映画→テレビ の順で観たのがよかった。
これ、DVD化するときは是非2枚組みで両話収録して欲しいね。テレビのクオリティも高かった。


この映画、池袋が舞台なんだけど、以前の勤務場所が池袋で、グリーン大通り毎日歩いてた。
今も週に1回は池袋で飲むので、すっごい見慣れた場所が出てくると、場所の特定に気が回ってしまう。

最近、「地球が静止する日」とか「感染列島」という、現代への警告っぽい映画が多いね。
「誰も守ってくれない」はネット社会の暴走を取り上げているんだが、ちょうど今、タレントのブログでの中傷で逮捕者が出たというニュースが出たばかり。


志田未来さん、松田龍平さんが熱演というか好演。
ストーリーも良いし、総合的にとても良い映画。

これはラッキーでしょ

2009年02月02日 | 酒蔵

金曜日、雨の中いつもの鉄板焼きの店へ飲みに行った。
週末というのに、天気のせいで店内は空いている。
さっきから待ってたんだよというFさんがカウンターのいつもの席に。
カウンターの内側には鉄板を挟んで、鉄板焼きのコテを扱って料理を作ってくれる女性シェフ。
(ってこれカッコ良すぎ、鉄板で料理作ってくれるおねえさん)

カウンター席、Fさんの3つ先に一人若い女性が座っていて、その女性を含めた3人が私の着席を見ていた。
若い女性は、よく見るとここの店のバイトの子だった。
いつもはビールや料理運んだり、ときどき鉄板焼き作ってくれる女子大生バイトだが、今日は客として食事にきたらしい。

私がFさんとその女性の間に座って飲み始めたのだが、なにせ他にお客さんがいないので、私・Fさん・バイト・料理人の4人で話をしながら飲むようになる。
バイトの子も食事に来たのなら、レポートの期限もせまってるというし、食う物食ったら帰えりゃいいのに、帰る気配無し。
途中、わざわざ取り寄せをお願いしてた焼酎が入ったというので、4人で飲んだりして。

話をしているうち、バイトの子は映画好きという事がわかり、Fさんそっちのけで映画の話ばかりしていた。
さすがに一緒に映画観ようという話にはならなかったが、私が持ってるDVD貸してくれと。

途中カウンターの内側からは、バイトの子の飲み物はnissy20さんに付けときますよとか、指名料貰うとか言われたけど、それじゃキャバクラじゃん。
結局私らが帰るまで、ずっと一緒だったので、3人で飲みに行ったようなもんだ。

これはラッキーでしょ。