疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

ワイルド・スピード

2013年07月22日 | 映画・DVD
前半は少し感傷的で間延びした感じ。
後半は戦車が登場してからの迫力がすさまじい。
乗用車が戦車を相手に戦う。
普通の感覚だと軍隊が出動するところだけど、乗用車でやっつけてしまう。
さらに貨物飛行機に勝負を挑むんだから無茶すぎるんだけど面白い。

高速道路で、戦車から放り出されたレティを空中で抱き止めるシーンでは思わず失笑。これはやり過ぎ。
東洋人とジゼルがいい雰囲気になっていて、ほほえましいのだが、ジゼルは自分の命を捨てて相手を救う。
せっかく万事ハッピーエンドに向かっているのに、なんとかならなかったかね。
そこだけが心残り。

警察の美人の相棒が実は裏切り者で、敵と内通してるというパターンは多いね。
シュワルツェネガーのラスト・スタンドもそうだった。

最後のワンカットにジェイソン・ステイサムが現れる。
次回作は、トランスポーターでお馴染みのジェイソン・ステイサムが刺客として登場するのかな、これも楽しみ。

「オンガクジェネレーション」でMay J.さん

2013年07月21日 | ライブ
7月18日にNHKホールで行われた「オンガクジェネレーション」という番組の公開録画に行ってきた。
ゲストは八代亜紀さんとMay J.さん。世代が異なる二人のアーチストのセッションが番組のテーマらしい。
May J.さんの公式HPでイベントを知って応募し、当選した。
ウチの奥さんは八代亜紀さんが好きなので当然この企画に飛びついてきた。

MHKホールというと、毎年大晦日に紅白歌合戦を行う会場だ。初めてなのでそれも楽しみ。

開場の30分前に到着して並んだけど、年齢層が高い。殆ど八代亜紀さん目当てのお客さんだ。
ももクロのライブとは行列の人数も年齢層も大違いだ。

入館時に当選ハガキを座席チケットと交換するのだが、客席は3階まであって、どの席になるかは早い者順とはならずランダムだそうだ。
貰った座席は1階C15列、前から15番目でしかも中央。真後ろにテレビカメラが居る。
八代亜紀さんとMay J.さんのジョイントをこんな席で観て無料というのは素晴らしい。
でもNHKホールて、テレビで見る印象はもっとずっと大きいんだけど、思ってたよりはちょっと小さかった。

ステージはロンブーの淳がMCで、ゲストの二人がコラボで登場。その後トークがメインで進行する。
歌の曲数は期待よりかなり少ない。
May Jさんがソロで歌ったのはハナミズキ、First Love、Eternallyの三曲のみ。
そして八代亜紀さんもソロはジャズを三曲。
二人のセッションがジャズ三曲という構成。

八代亜紀さんが歌った六曲の内、日本語の歌は一曲のみ、雨の慕情のジャズバージョンだけであとは全部英語のジャズ。

八割方のお客さんは舟唄とか演歌を期待して観に来ていると思うので、肩透かし食らった感じだろう。
私自身も、May J.さんの曲はもっと聴きたかった。ノリが良いGardenなんかは聴きたかったけど、観客の殆どは八代亜紀さん目当てで年齢層高いから無理か。
ま、Eternallyが聴けたので良しとしよう。

終了後、ホールを出て2~3分歩いたところでゲリラ豪雨に遭遇。
代々木体育館近くの何も無い所。
既に閉店してる売店の軒先は既に何人も雨宿りしているが、そこに割り込んで雨が止むのを待つ。
風が時折強く吹き、10分ほどの間に全身ずぶ濡れ。

このあと奥さんと原宿でご飯を食べて帰る予定だったけど、それどころじゃない。
家に帰ってから二人でカップラーメンすすってた。

恒例おやじキャンプ(後編)

2013年07月09日 | アウトドア
たっぷり飲んで食って寝たのが0時過ぎ。目が覚めたのは4時半。既に明るい。
エアマットの空気が抜けてしまっていて、背中が痛くて目が覚めた。
なのでまだ全然寝足りない。わずかな衣類をおしりのあたりに当てたりしてなんとか二度寝。
次に目覚めたのは6時半だった。けたたましい鳥の鳴き声にびっくりしたなんという鳥なのかは分からない。
エアマットはバルブのゴム部分が劣化してしまったようだ。

起きてテントから出て、お湯を沸かしコーヒーを飲む。外は涼しいのでホットコーヒーがちょうどよい。

しばらくして朝食のカップ麺を食べていると、少し離れたところでウグイスが鳴いている。
それを聞いたFさん、ウグイスを呼び寄せると言って、口笛で鳴きまねを始めた。
本人は自信満々なんだけど、はっきり言ってヘタクソで、これに騙されるウグイスなんかいる訳がない。
他にもキャンプしている客がいて、恥ずかしいのでやめて欲しいのだが、一向に止める気配がない。
するとなんということでしょう!本物のウグイスの鳴き声がすぐ近くから聞こえるようになった。
しかも1羽ではない、3~4羽いる。
本当に呼び寄せてしまった。Fさんはさらに調子に熱がこもる。
ウグイスも口笛を吹いているのがおっさんだと知ったらガッカリするだろう。

テントをたたみ、帰る前に朝から昨日と同じ温泉に入った。
ここの温泉は源泉掛け流しで相当熱い。
特に朝一番はまだ誰も入っていないため、体温で温度が下がっていないので、とても入れたものではない。
いつものように水で埋めていると、突然元気良く入ってきた客が
「え~埋めちゃってるんですか、なんて事を。。。せっかくの源泉が勿体無い。。。」
自分も温泉は好きであるが、あんな熱い温泉に入るほどドMではないし、見栄張って我慢する江戸っ子でもない。
ちょいと気分を害したが、超熱い風呂が好きな人がいるのも事実なので、知らんぷりして体を洗って出た。
きっとこういう人は、温泉でシャンプーやボディソープを使われるのもいやなんだろうな。

温泉を出た我々は今市にある蕎麦屋に向かう。ここも毎年訪れているところ。
車でしか行けない場所にあり、昼ごろに行くと車がすごい事になっている。

途中、杉並木の道を通るのだが、ここは来月8月4日に行なわれる「日光杉並木マラソン」のコースになっているところ。
杉並木の一部5Kmを通行止めにし、往復10Kmのマラソンだ。
かなりの坂道になっていて、往きは下り、復りは登りになっている。
こりゃいつものペースで走ったらとんでもない事になる。記録は考えず、ゆっくり写真を撮りながら走ろう。
景色が素晴らしく良いが、車がビュンビュン走っているので、普段はのんびり景色を楽しむことなんかできないんだから。

3人で八合の蕎麦を食べ、満腹で車に乗り込むとすぐに睡魔が。
次に車が止まったのは高速道路のサービスエリア。降りると車の外はとんでもない暑さ。
山から降りて、下界がこんなに暑いとは。ニュースでは猛暑日だそうで、昨夜の寒さなんて夢でも見てるようだ。
こうして現実世界に戻されていく。

恒例おやじキャンプ(前編)

2013年07月08日 | アウトドア
7月6,7の土日に栃木県日光市(旧:栗山村)のオートキャンプ場で恒例(注:高齢ではない)おやじ三人のキャンプをしてきた。
鬼怒川沿いで標高は約750m、真夏でも夜はかなり涼しいところ。

6日(土)10時にFさんの地元駅前にSさんと共に集合。スーパーでビールとつまみを購入し車に乗り込む。
運転手のFさんには申し訳ないが、高速道路に入ったところで私とSさんの二人は後部座席で乾杯する。

予定通り12時半頃に今市市のスーパーでビールや食材を仕入れる。
13時頃東武ワールドスクエア付近のラーメン店で昼食。
キャンプ場には14時過ぎに到着。
毎年同じテントサイトを予約している。

隣に村営(今は市営)の温泉があり、夕方になると地元の人が入りにくるので、テントサイトのセッティングを済ませてから温泉で汗を流す。
温泉のあとは冷たいビールでしばし休憩。ひんやりとした風と鳥の鳴き声が心地よい。

今回の目玉はモルトウィスキーとグラス。
キャンプに割れ物であるグラスを持ち込むことはないのだが、このグラスは30年ほど前に記念品として購入したもの。
我々3人の共通の趣味である渓流釣りにちなんで、三様の渓流魚の図が描かれている。
せっかくのグラスを酔って割ったりしたらイカンという事で、ビールのあと、焼酎に切り替える前にウィスキー。
琥珀色と絵柄がマッチしている。とても透明の酒じゃ似合わない。
モルトウィスキーは香りが良いね。

で、酔う前にと焼酎に切り替えたわけだが、その頃にはもうだいぶ酔っ払っている状態。
グラスを洗って片付け、焼酎に替えたはいいけどもう十分満足なレベル。
今日は暑いはずだが、山の中は涼しいを通り越して寒い。
皆長袖のシャツになっているが、さらにコンロの火が恋しいレベル。

夜、山の中のキャンプ場で、沖縄旅行中の友人や都内の姪っ子とFacebook,Twitterで写真やメッセージ交換するのは不思議な感じだった。

真夏の方程式

2013年07月02日 | 映画・DVD
前回の劇場版「容疑者Xの献身」はただただ切ない堤真一さんの映画だったけど、今回の映画は切ないというより、やり切れない。

退職後の元刑事が自分の関わった事件の真実を知ろうとしたがために起こった悲劇。それって自己満足だよね。
この刑事さえ現れなければ、皆が守るべき物のために、抱えた秘密が暴かれる事なく平穏無事に過ごせたのに。。。
ま、そうすると物語にも映画にもなりゃしないんだが。

テレビのように、事件のトリックを科学の力で解決する展開を期待してた人には残念だったろうけど、わたくし的にはとても佳い映画だった。

白竜さん、久々に見たような気がするけど、いい演技してた。
役者さんはそれぞれ持ち味を活かした芝居をしてたけど、吉高さんだけ浮いてたなあ。
好きな女優さんではあるんだけど、今回の映画でいまいち存在感がなかったな。