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時代劇「蠢動」

2013年10月28日 | 映画・DVD
先週、「人類資金」といういかにも予算をたくさんかけて作りましたっていう映画を観たけれど、だから何?つまんね。ていう映画だった。
蠢動は低予算だというのが観ていて分かる映画だけど、逆に言うと低予算でもこれだけの映画が作れるって事だ。
見応えのある本格的時代劇だ。

映像は彩度を落として白黒に近く、音楽は和太鼓のみ。
大道具小道具も余計な物は出さず、監督がこの映画で何を観せたいのかストレートに伝わる。
出演の役者さんも第一線という方々ではないが、大ベテランでさすがにうまいと思うし、主役の役者さんもすごく良かった。
さとう珠緒さんが時代劇とは少し驚いたが、少々物足りないながらも割ときちんと演じてた。
年齢的にあのキャラのままでは厳しいと思っていたが、これをきっかけに新しい境地を開拓できればいいな。

映画のその後が気になる。
さとう珠緒さんは弟の罪により罰せられるか、仮に城代の計らいでお咎めなしとしても、男がいない家は取り潰されて一人放り出されるんだろうな。


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