疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

大人の映画「グラン・トリノ」

2009年04月30日 | 映画・DVD

劇場予告を何度か見ていたけれど、そのときは観たいとは思っていなかった。
でも公開されてからの評判がすごくよく、結局昨日観てきた。

確かに佳い映画だった。

いつも映画観るときは、小さめのハンドタオルを持っていく。
が、だいたいはグッとくる止まりで、使うことなくそのまま持ち帰ることになる。
でも今回使わせていただきましたよ。

最後のシーンでは涙溢れてしまいました。
終わってからトイレで鏡を見たら、目真っ赤ですやん。

大掛かりなセットもなければ、CGも使っていない、お金かかっていなそうな映画。
だけどこんなに良い映画作れるんだなー。

エンドロールも良かった。
エンドロールの映像と音楽が観客を席から立たせない。
単調な映像なんだけどね。


病院の診断書には何が書かれていたんだろうか?
それだけが気になる。。。。

スラムドッグ$ミリオネア

2009年04月21日 | 映画・DVD
アカデミー賞8部門受賞作品ということで、期待度はかなり高かった。
アカデミー賞を受賞していなかったら、きっと近所のシネコンでは上映されず、観ることのなかった映画なんだろうな。

スラム出身で学校へも行っていない青年が、クイズ番組で成功するサクセスストーリーと思っていたらとんでもない。
バリバリの純愛映画。
ひたすら一人の女性を思い続け、人生の全てがその女性を探すことに費やされている。

引き離されては探しだし、障害があっても向かっていき、再会を果たしてもまた引き離される。
純粋なんですよ。
先週純愛をテーマにした「トワイライト」を観たが、こちらはまるで薄っぺらだよ。

インドの差別社会、貧困は決して作り話なんかじゃない。
テレビ番組のクイズに答えながら、青年の幼い頃からの体験がフラッシュバックされていく構成はとても見応えがあった。
我々日本じゃ考えられない過酷な人生を歩んでおり、女性を思う強い気持ちがなかったら、きっと心挫けて、兄とおなじチンピラで一生を終えてしまうんだろうな。

印象深かったのは、クイズのライフラインを行使し、兄が出ると思ったら彼女が出たってシーン。



しかし映画が終わってから、エンドロールのダンスはなんとかならないものかね?全員ダンスはインド映画じゃ切っても切れないものなのかね?
ついさっきまで、あれほどせつなく抱き合ってキスしていた二人が、同じ場所でにこやかに団体ダンス。
余韻が台無しだよ~


↓の文章グダグダだ。さっき読み返したけど、我ながらひどい文である。

見応えあったレッドクリフPart2

2009年04月16日 | 映画・DVD

見ごたえのある映画だった。

特に…


リン・チーリンさんの美しいこと ため息が出る美しさ。
今時点で、私が世の中で一番美しいと思う女性はリン・チーリンさんになった。

始めからワクワクしながら観てた。
終盤、トニー・レオンがリン・チーリンを救うシーンでは、どっかの席から拍手があがってたぞ。

戦闘シーンは十分迫力あったし、ホロリとくるシーンもある。
Part1よりは確実に面白いと思った。

菅野美穂さんに似た女優、かなり重要な役回りだった。
仲良くなった敵に矢が刺さった場面では、思わずウッと声が出てしまったよ。
グッとくるものがあった。

相変わらず、孔明役の金城武さんの常に涼しげな表情は、安心感を与えてくれる。

上映中の映画でオススメは?と聞かれたら、レッドクリフPart2と言える映画だ。

トワイライト

2009年04月12日 | 映画・DVD
もっとせつない映画だと思っていたのだが。。。

たまにはラブロマンスも観るんだよ。
高校生くらいの年代の恋愛映画って、そんなにないじゃない。

主人公はかなりのイケメンと美少女。
心が洗われそうな気がしてさ。
おじさんは意外とロマンチストなのだよ。

もっとせつなくて、不憫すぎるーっ!ての期待してたんだが、そこは若者向け映画なのかな、いまひとつ物足りない。

決して悪い映画じゃないんだけどね。


3年前、「イルマーレ」というやはり恋愛ものの映画を観たという話を会社の女性にしたら
ププッ、nissy20さんおじさんなのにラブロマンス観るんですか?ウケるんですけどー
とても失礼なやつである。

そこそこ「ワルキューレ」

2009年04月12日 | 映画・DVD
期待には応えてくれず、そこそこの映画。
実話というだけで、2~3割面白くなるものだが、それでもそこそこ。

前半は正直眠くなってしまった。
隣の座席のおじさんは、寝息たててたし。

それでも、さすがにヒットラーの暗殺計画が実行に移されたあたりからはわくわくしながら観てしまう。
ただ、これ実話だからここでヒットラーは死んでいない(暗殺が失敗だった)ってのは分かってるんだよね。

ドイツの話なのに、会話がすべて英語というのも不自然な印象。

そこそこだけど、そこそこ悪くない映画。


2週間前に書いた記事。
アップするの忘れてた。。。