疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

旧吉兆宝山

2004年10月25日 | 酒蔵
先週末、S亭に飲みに行ったら店主が棚から旧ラベルの吉兆宝山を取り出した。
今年の夏頃吉兆宝山の瓶のラベルが変わり、白地に墨書きのラベルから、黒麹らしい黒いラベルになった。
出てきたのは白地に墨書きの方だ。
仕入れの酒店にたまたま残っていたものを見つけ、わざわざ買ったのだという。

吉兆宝山はラベルが変わったら味も変わってしまったと感じている私としても、その辺は是非確認しておきたいところ。さっそく注文して飲んでみた。
と、甘い香りとまろやかな味わいは今の吉兆宝山とは違う。
今の吉兆宝山はまろやかさがなくなって、カドがあるような感じがする。

そういえば、たまに通販で西酒造の焼酎を買う酒店から、販売制限のメールが届いた。蔵元からの通達で、西酒造の焼酎は通販で売れなくなったという内容だった。
人気の富乃宝山は黄麹のツンツンした感じが出てきたし、芋麹全量に至っては2001年製造はあんなにおいしかったのに、2002年製からはあれっ?と思う味になっている。
全て私の味覚が変わっただけなら、なんの事はない一人で勝手に騒いでるだけなんだけど、同様の感想を持ってる人もいるのですよ。

旧吉兆宝山を飲み過ぎた翌日の土曜日は久しぶりの二日酔いで、朝は起きられなかった。

電車内でのにほひ

2004年10月21日 | 通勤電車の車窓から
電車通勤はもう20年以上になる。
ラッシュはもうどうしようもないけれど、匂いで参ってしまうことがある。
あくまで私の場合だけれど、とにかく一番厭なのがタバコ臭い人の匂い。
煙草吸う人は自分の口臭が他人にはどれだけ臭いか分からんのだろうね。
もちろん私は非喫煙者。

背中に密着されて、息をもろにかけられると倒れそうになるね。
概してそんな人は着ている服もヤニ臭く、逃げようにも混んだ電車内では簡単に身動きできないんだよね。

口臭もいろいろあって、私的には苦手な順に
煙草>ニンニク>歯槽膿漏>ネギ>内臓疾患>立ち食いそば

口臭系以外の臭い匂いとしては
不潔系、オヤジ系、香水系、放屁があるだろう。
不潔系は着ているものが汗臭かったり、ヤニ臭かったり、焼き肉臭かったりするヤツね。
これらは特に梅雨時の雨の日に目立って出くわす。電車に乗り込むとムッとするような澱んだ空気が充満している。学生で満員の電車でも発生する。
頭が臭いのも不潔系ですね。電車の加速・減速で隣の人から匂ってくる。これはオヤジ系とかぶってる。

オヤジ系はまず強烈な整髪料の匂いではないでしょうか。特に朝は整髪料の匂いブンブンさせてる人いますね。
高校時代からMG5一筋というヤツなんでしょう、きっと。今の人ヘアリキッドとかMG5知らないよね。今の人にMG5と言ったら「マジギレ5秒前」だもんな。
以前つり革握ったら、ヌルッとして手がポマード臭くなった経験がある。これも電車降りて手を洗うまで気になってしょうがなかった。
オヤジの加齢臭は仕方ないですね。私もれっきとしたオヤジなのでこれを否定することはできないけれど、毎日風呂入ってシャンプーしようよ。

香水系は年齢の高低問わず大体女性ね。ホストっぽい兄ちゃんで香水臭い人もいるけど。
でもこれは上に書いた匂いと比べれば、むせそうになったりするけど我慢できる。

放屁つまり<オナラ>は時間としては1駅区間程度の我慢ではあるが、何食ったらこんなくせーの出るの?ってな事があります。自分は不特定多数がいる密室で放屁なんぞとても出来ないので、何故に電車内でオナラができる大胆な輩がいるのか不思議な気もしますが、電車が大きく揺れた後に匂ってくる事がありますね。
いきなり電車が揺れたため、急に踏ん張って力が入り、意図せず我慢してたものが洩れたと考えられます。

普段あまりにこんな事を気にしてると、そのうち通勤電車乗れなくなってしまうね。

JR時刻改正で

2004年10月20日 | 通勤電車の車窓から
10月16日にJRの時刻改正があった。
今回の目玉は新宿湘南ラインの増発とグリーン車の増設・料金改訂だ。
首都圏の人はポスターを見た方も多いだろう。
で、改正後さっそく私の通勤に影響が出た。
大宮経由で池袋へ出るのだが、殺人的に混雑する埼京線は避け、新宿湘南ラインか池袋止まりの高崎線を利用するようにしていた。湘南方面まで行く電車より、池袋終点の電車はいくぶん空いているのである。
ところが今回の改正で今まであった池袋止まりがなくなり、全部湘南方面まで延長して新宿湘南ラインになったのだ。
なるほど湘南方面へ行く電車は大増発だが、池袋または新宿までの区間だと本数になんら変わりないのである。

この時刻改正のおかげで、私が利用していたちょっと空いているちょうど良い時間帯の電車がなくなってしまった。
乗り継ぎが悪い分、この時間帯の乗客は前後の時間帯にシフトせざるを得ず、かつ、グリーン車両を増設した分、一般車両の数を減らしているので、新宿湘南ラインはあっと驚く混みようだった。
先週までは文庫本は楽勝で読めたし、周囲に携帯メールやってる人もたくさんいた。
今は携帯すらいじれない混みようだ。

ルアーフィッシャーのオフシーズン

2004年10月18日 | ルアーフィッシング
渓流釣りは禁漁期に入り、法の定めにより来年の春まで渓流で釣りをすることはできない。
大体このオフシーズンに渓流のルアーフィッシャーは何をして過ごしているのだろうか。
フライをやる人なら、翌年の春の渓を思い浮かべながらフライをタイイングする様子を想像できるが、私はスプーン使いなのでルアーの自作は困難だ。(と思いこんでいる)
ミノーならば自作する人はいると思うけどね。

ルアー、フライを問わず、冬は管理釣り場で魚の手応えを楽しむという人は結構いるようだ。
また、フライでもルアーでも実フィールドには出ず、管理釣り場専門の人が存在することも否めない。
テレビでも「管釣り娘。」とか言って女の子達が管理釣り場で楽しそうに釣りしてるもんな。
実は私は管理釣り場は未経験なのである。食わず嫌いという訳ではないのだけれど、なんか、きっかけがないまま今に至っている。

友人のルアーフィッシャーFさんは、自宅近くの河川でバスフィッシングに興じ始めている。
で、私はというと、禁漁期間中釣りの事は、な~んにもやらんのである。


渓流のルアーフィッシャー人口というのは同じ渓流のフライフィッシャーと比べてかなり少ないと感じている。
というのも渓流へ行くと、ほとんど毎回他の釣り人を見かけるか遭遇するのだが、同業のルアーフィッシャーを見かけた事は一度もない。
多くは餌釣りであり、その次はフライフィッシャーだ。一度だけテンカラを見たことはあるが、ルアー振っている人は見たことないなあ。
あと希少性でいうと、渓流で女性が釣りをしているのもほとんど見ない。湖や管理釣り場なら十分いるみたいだけど。
それでも今までに2回だけ見かけたことがある。1回目は男性と一緒で、夫婦でフライフィッシングを楽しんでるふうで、もう1回は女性単独でフライをやっていた。
という事は渓流のルアーフィッシャー人口というのは、女性よりもテンカラよりも少ないということなのか?

牡蠣の殻剥き

2004年10月17日 | 雑記
今日、近くの鮮魚店で殻付きの牡蠣を買った。
もう牡蠣の季節は始まっていて、小さめの物が1個70円と安くなっているので1ダース買った。
今年は岩牡蠣という夏の牡蠣を知ってしまい、生で食べる岩牡蠣の美味さは冬の真牡蠣をはるかに凌ぐ。
真牡蠣は生よりも、ちょっとだけ焼いた半生が美味いと思う。

岩牡蠣は美味いけれど、素人には殻剥きが大変だ。殻の形がいびつで殻の合わせ目がまるで読めない。
S亭の店主などは貝用のナイフで手際よく開くが、私はペンチで殻を壊してこじ開ける。なので時間もかかってしまう。

夏に何度か岩牡蠣を捌いていたためか、岩牡蠣と比べると今日の真牡蠣は簡単に殻剥きができてしまった。
後で気が付いたけれど、牡蠣の殻で手を2箇所切っていた。