疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

普通におもしろかった「ロックアウト」

2012年11月27日 | 映画・DVD
ストーリーがありがち過ぎて、分かりやすい。
ただ逆に、テンポが早いので、先読みしやすいストーリーなのが助かる。
これが複雑な話だとついて行けないはず。

あと、突っ込み入れてる暇がない。
色々あってヲイヲイと思うんだけど、掘り下げてる余裕がない。

最後まで全然飽きなかった。
普通にアクションが楽しめるし、普通にハラハラする。
最後にそういう事だったのか、良かった良かったとなる。

気軽な感じで観て十分楽しめる映画。割とスッキリする。

悪の教典

2012年11月20日 | 映画・DVD
二階堂ふみさんは最近CMも多く出ていて、注目株の若手女優。美人とは言えないかもだけど、今後大いに期待している。

伊藤英明さんは良かった。
人を殺すのに躊躇がない。表情は楽しんで殺人をしている様でもなく、必要な事だから当たり前のようにやってる、なに?悪いの?て感じ。これが逆に怖いね。
海猿では自分の命をかけて、必死の形相で人命救助する役。真逆だ。

田原俊彦の娘が出ていたのはエンドロールで知った。どの子かは分からん。
110番したサラリーマンは原作者の貴志祐介さんだろうか。

突っ込むまいと思っても設定がちょっと。
灯油を入れたペットボトルを並べた所に、投げ捨てられたタバコがうまく転がって、引火して爆発的に燃えるなんてどれだけ奇跡的なんだか。
灯油って実は着火しづらい。

電車の中で首吊りなんて不自然すぎる上に、殴られた跡があるでしょ。

東京の住宅街の学校で、夜に散弾銃を何十発もぶっ放してるのに、周囲から通報がないってどーゆーことだ。

蓮見はビニールコートを着たとはいえ、あれだけ返り血を浴びておきながら、被害者としてのアリバイが通用すると思っているとは思えない。
血液反応を調べたらすぐアウト。

この映画をAKB48が招待されて皆で鑑賞したという事だが、大島優子さんは耐えきれず途中退場。
謝罪したらしいけど、ブログには「でも、私はあの映画が嫌いです。」とコメントしてる。

映画の出来は悪くないし、伊藤英明さんはじめ、出演者も良かったけど、映画は好きじゃない。

電車内で聞いちゃった

2012年11月17日 | 通勤電車の車窓から
池袋で飲んだ帰り、電車に乗って暫くしたら、40歳ぐらいの女性が、一緒の同年代ぐらいの男性に食ってかかっているのに気付いた。
なんで私があんな所に異動しなきゃいけないのか、訳が分からない、もう会社を辞めるしかない、みたいな事を延々と訴えてた。
始めは媚びるような感じだったけと、そのうち半泣き。

酔っ払ってるようにも見える。

金曜の夜で電車は混雑してる。そんな中で、ずっとウンウンそうだね、と聞いていた男が切れた。

あなたさぁ、不倫してるでしょ。みんな知ってるよ、もう、うちの支社に置いておけないんだよ。
女性の口が止まる。

いろんな人から聞いていて、始めは俺も信じられなかったけど、俺も見ちゃったんだよ、ちょっとここでは言えないような事だよ。

そんな事絶対ない!あり得ない。

事実俺も見ちゃったし。職場で○○さんと抱き合ったり、もう何人も見てるんだよね。
他所で誰にも知られないように会ってるなら、そんなの勝手だから何も言わないけど、もう黙認できないよ。

そんな事を言うのはセクハラです。事実無根です。月曜日、セクハラ委員会にあなたの事を訴えます。それでもいいんですか?

どうぞご自由に。

イヤホンの音を止めて、ふたりの会話を聞いてたけど、周囲の乗客も興味深々だったろうね。

のぼうの城

2012年11月11日 | 映画・DVD
悪の教典か、のぼうの城。迷ったけど、翌日忍城のイベントに行く事になったのでその予習として観てきた。

原作は読んでないけど、きっと面白いんだと思う。映画はちょっといただけなかった。
キャスティングが合ってない感じ。

野村萬斎さん、現実離れしすぎ。能狂言のまま、つまり芝居がかり過ぎてる。
成宮寛貴さんは見た目も口調も今風過ぎる、悪いとは言わないけど、時代劇を観ているのに気持ちが現在に戻されるんだよね。
石田三成、大谷刑部もイメージとかけ離れてる。

まともだったのが佐藤浩市さん、前田吟さんかな。ここは安心して観ていられた。
芦田愛菜ちゃんはあんな格好していても可愛いね。
尾野真千子さん、あんなにグラマーだったっけ?着物なのにアンミラばりの超巨乳。

この映画、宣伝では2万の石田三成軍にたった5百の軍勢で立ち向かい勝利した。というふうに受け取ったけど、実際は支城での抗戦が長引いてるうちに小田原の本城が落ちてしまい、防戦半ばで開城となったという事なのね。

しっくりこないと全部がチグハグ、エンドの音楽も違うと思ったなあ。

痛い話

2012年11月07日 | 通勤電車の車窓から
昨日の朝、怪我人がストレッチャーで運ばれているところを見た。
一日の乗降客数が日本一の某駅。
顔面からの流血があり、酸素マスクを付けられている。

救急隊員が6名程でストレッチャーを取り囲むように移動していて、ストレッチャーを押している救急隊員が、連絡出来る人は居る?とか怪我人に聞いている。

酸素マスクに繋がったチューブがその隊員の背負ってる物から延びている。
で、その隊員が別の隊員から話しかけられて、振り返って立ち止まってしまった。

ストレッチャーはそのまま進んでいるので、チューブに引っ張られ酸素マスクを固定しているゴムのバンドがビローンと伸び、プラスチックのマスクは20cm程引っ張られてからチューブが外れた。

酸素マスクがガゴンと戻って怪我をしている顔面を直撃。まるでコントのようだった。不謹慎だけど。
怪我が軽い事を祈ってます。