疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

実際にありそうなのでちと怖い「闇金ウシジマくん」

2012年08月28日 | 映画・DVD
マンガは見ないので、原作は知らない。先週観た「るろうに剣心」と同じパターンだな。

山田孝之さんは一切表情を変えなかった。眉毛ひとつ動かさない。
演じる側としては難しいだろうね、脇役ならちょっとの場面だけで済むけど、主役だから始終表情以外で観客に伝えないといけない。
それにしても丑島つえ~。

大島優子さんはこれからだ、もっと上手くなるような気がする。
登場する人の中で、大島優子さんだけが手を汚さずにきれいな役で終わったけど、もっと堕ちるところまでやってもよかったのではないかと個人的には思う。
うわっ、大島さんかわいそうとか、そこまでやっちゃうのかってくらいのほうが印象に残るよね。
ただ事務所もファンの反応を考えると、あまり過激なことはできないんだろうけどね。

結局こんな人達と関わりを持たないためには、普通の常識と若干の法的知識が必要という事だろうか。

片瀬那奈さんの役どころがいまいち分からなかった。

るろうに剣心

2012年08月24日 | 映画・DVD
仕事が速く終わったのでまっすぐ帰宅しようとしたら、地元のシネコンでまさにジャストタイムで先行上映。

甘っちょろい青春時代劇ってところ。
佐藤健くんだと剣客としての凄みが全然ないんだよね、むしろ敵役の吉川晃司さんが迫力ある演技だった。

殺陣はベテランが堂々と演るのとは違う、スピード感溢れる殺陣。これはこれで良かった。
さすが元仮面ライダーだからか、アクションが意外といける。

映画自体はそれほど面白いものではなかったけれど、役者に救われたかなあ。
香川照之さんは言わずもがなで、キチガイじみた守銭奴ぶりが際立ってる。
吉川晃司さんは異彩を放っていて、一番印象深かった。
蒼井優さんは基本大好きな女優さん。彼女が出ていなかったらバランス悪い映画になってただろうな。
武井咲さんも好きな女優さんだけど、剣術の師範代役はいただけない。刀が振れてないし。
かわいいから許しちゃうけど(笑)

そんなに悪くはないんだけど、出演者か原作のファンを対象とした映画。
ちなみに自分は、蒼井優さんと武井咲さんが出ているので観る気になった。

濃い映画の合間に観る箸休め的映画。

桐島、部活やめるってよ

2012年08月20日 | 映画・DVD
なんとなく観たくなって、なんとなく観た映画。
青春映画なので、自分が客層としてターゲットじゃないのは承知の上。
館内はだいたいが高校生くらいのカップルか中学生の女の子どうしで、ポツンポツンと大人が混じってる。

あてつけで無理やりキスをねだるシーンでは、前の席の中学生から小さくキャーって声が漏れてきた。

主役が桐島で、それを神木君が演じるのだと思ってたけど全然違った。
桐島はどこで登場するのかと思いながら観てたけど、結局最後まで登場しなかった。
この設定はアリだな。

原作者が大学生というし(うろ覚え)、演じるのも10代の若い子ばっかりなので、視点が若く、それを飾らずに演じられていた。
大人が作った感がないんだよね。良い意味で。
暗い学生時代をちょっと思い出させてくれたよ。

Anoterで主演してた橋本愛さん、これから伸びそうな予感。

映画の評価は割と高いみたいなんだけど、これといって褒める場所が思い当たらないインパクトのない作品。
タイトルが一番インパクトあるかなぁ。

映画が始まる前の館内放送が面白かった。「桐島、部活やめるってよの上映時間は・・・・」言ってる方も言いづらそう。

期待は裏切らない「アベンジャーズ」

2012年08月19日 | 映画・DVD
公開を何年も前から待っていたような気がする。
マーベルシリーズの最後のカットでサミュエル・ジャクソンが招集かけるシーンを観るたびに、アベンジャーズの公開に期待を寄せていた。

公開初日(といっても3日も前から先行上映やってて、最近の先行上映は意味がわからん)の金曜日、会社帰りのレートショーで観た。
仕事終わりなので、売店で高い生ビール買って。

そこから始まるか、というオープニング。
ヒーローが次々集合するも、それぞれの仲は険悪、そんな隙を狙って宇宙人が侵略開始。
これではいかんと一致協力し、みごと宇宙人を撃退するという、水戸黄門よろしく期待通りの展開。
あっと驚くような意外な展開や結末はなかった。

けど、ヒーローものアクションとしては最高だった。劇場内で何度ガッツポーズをしたことか。
いろんな兵器を持つアイアンマンか、雷を扱えるソーが最強と思っていたら、ハルクの強さは半端なかった。

途中に散りばめられたジョークもクオリティ高いね、最後のシーン、スターク社のロゴが「A」だけ残ってたけど、アベンジャーズのAだね。

そしてエンドロール。
最大の失敗はビールを飲んだ事。
このシリーズはエンドロールの後で次回作を暗示するワンカットがあるのだが、エンドロール途中にワンカットありこれを観たところでトイレが我慢できなくなって退場。
まさか2カット目があったとは。痛恨。
DVDまで待つか、3D版を見直すか。

2015年アベンジャーズ2公開
そしてそれまでに、アイアンマン3、マイティー・ソー2、キャプテンアメリカ2の公開が決まったとか。

ネタばれあり「プロメテウス」

2012年08月13日 | 映画・DVD
先行上映で2D版を観た。オープニング以外は3Dで観たいとは思わなかったな。
中盤まではスケールの大きい映画で、なかなか緊張感もあり結末を期待しながら観ていた。
ヤツが出てくるまでは。

以下ネタばれなので、これから観ようとしている人は読まないでね。
ミイラ化した知的生命体の腹部が内側から破られているようだというセリフで、もしかしてアレか?と
さらにヘビのような生物が現れて、人間を食い破り、体内に入り込むシーンから期待感がガッカリ感に変わっていく。

知的生命体は、現代の人間よりはるかに優れた技術を持っているのに、なんで文化的な生活様式じゃないんだろう。
なにも洞窟の中で裸で暮らしてなくても。

人類の起源というテーマだけど、映画はエイリアンの起源だよね、エイリアンがあんな風にして誕生したとは。
そしてあのようにして誕生したエイリアンの子孫が、エイリアンVSプレデター2にまでつながるんだから、エイリアンシリーズという位置づけでもいいくらい。

シャリーズ・セロンは白雪姫の魔女役で見たばっかりだけど、美しいですな。
サイボーグ役、わざと人間と微妙に違う不自然さがいいですな。
博士が自分で腹を切ってアイリアンを取り出し、さらに直後に宇宙服着て走り回るんだからすごいですな。

徐々にがっかりしていくんだけど、ラストのワンカット、エイリアンの影が出たときのがっかり感といったらもう。

とにかくわからないところが多くて、想像で補っていくか、分からないまま気にしないかだ。
満足感より消化不良が勝る映画。