高校生の頃によく通っていた故郷の渓流へ釣りに行ってきた。
東北新幹線使って(汗)
前の日、久しぶりに弟と酒を飲み、朝は辛かったがはやる気持ちが遥かに勝った。
30年も前、頻繁に通っていた頃は渓相がしっかりわかっていて、釣り進と次の景色がどうなるか頭に入っていたけれど、今となっては堰堤だとかポイントしかわからない。
始めの1時間は全然釣れなかった。
ここぞというポイントでようやく魚が確認できる程度。
ある地点から急に魚が出るようになった。
小場所だが実績のあるポイントで三投で三連続ヒット。
同じポイントで20cmサイズのイワナとヤマメを合わせて3匹釣った。
その後25cmのイワナ、24cmのヤマメと8釣+2バラシの結果。
この渓でこれだけ数が出たのは初めて。
上流ほど魚の密度が濃くなる印象だが、細い川なのでとても釣りづらい。
薮をこぎ、倒木をくぐり、3時間ほどの釣りで足を上げるのも辛いほど疲れてしまった。
最後に20cm超のヤマメをバラシたところで切り上げ。
車を置いた場所まで30分も歩いたが、山道の風景は30年前と全く同じだった。
釣りの途中、カワセミがキャラッと鳴いて下流から追い越されたのが印象的。
狭い川なので、正に目の前30cmで、手を伸ばせば楽々届く距離。
渓流の宝石と言われるのが納得できる鮮やかな色だった。