疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

アップルマラソン外伝

2013年10月08日 | 
昨年に引き続き、弘前・白神アップルマラソンは2回目の参加。
埼玉の自宅から、弘前の実家への帰省も兼ねている。
土曜日の東北新幹線は連休前週のためか、ガラガラだった。

弘前駅に到着後、そのまま予約していたレンタカーでゼッケンの前日受け取りへ。
6千人規模のマラソン大会で、会場周辺はすでに賑わっている。

ゼッケンを受け取ってから実家に行き、近所のお寺へ先祖の墓参りに行く。
祖父母と父親が眠っている墓の前で、生前好きだった銘柄の日本酒を酌み交わして偲ぶ。

次に親戚の家。
この家はまん前の道路がマラソンコースになっていて、翌日は否が応でもこの家の前を2度通る。
高齢のためわざわざの応援は不要だけれども、10:40~10:45の間に通過し、その10分後に引き返してくる旨を伝えた。
当日は同じ格好した人達ばかりが走りぬけるので、見分けがつかないだろうから、もし外にいたならこちらから大袈裟に手を振る事にする。

実家へ戻る途中、いくつかある温泉のひとつに立ち寄る。
銭湯のような温泉なんだけれど、銭湯より安い。350円。
浴槽はいくつか種類があったけど、普通の温度ではぬるくて物足りない。
毎年キャンプで利用している温泉が熱湯かっ、て程熱いためそれに慣れてしまったようだ。
一番熱い湯は44度の表示があったけど、キャンプ場の温泉はもっと熱い。
熱い湯は体に良くないことは良く解っているのだが。。。

マラソン前日はビール控えめにして早目の就寝。
そして7時起床。
ハーフマラソンは9:50スタートのため、9時に実家を出て徒歩で会場へ。会場までは20分ほど。
既にフルマラソンはスタートしており、3km,5kmの短い種目が時間差でスタートになっている。
9:50にスタートし、12時前に戻ってきた。
途中、親戚の家の前でちゃんと待っててくれたよ。

その後実家に戻り、買出しがしたいという母親と車でイトーヨカドーへ行き、さらのその後一人で約40km離れた海へ行ってきた。
実は去年もこの海を見たかったんだけど、ハーフマラソンで両膝は逝ってしまわれて、歩行も車の運転もできなくなってしまった。
今回は膝痛を克服しての参戦で、さすがにダメージはあるものの、車の運転程度は問題なかった。

夜は弟家族と妹夫婦が実家に集まり大宴会。
あまりの楽しさに酒が進む進む。
酔って転倒し、ガラスを割ってしまったのは自分です。
それを機に解散になったのだが、どうやって寝たのかは覚えていない。
朝は胃と頭が重いのと、腕が何箇所か切っていて痛い。

荷物とお土産をリュックに詰め込んで、午前中に実家を出た。
新幹線で母親からメールがあり、マラソン参加賞のタオルを忘れてきた事を知らされた。
この大会のタオルは大きいサイズで、使えるタオル。お騒がせしたお詫びだな。

アップルマラソンは本当に運営が良く出来ていて、市民の理解があるためか気持ちよく走れる。
初のフルマラソンは、アップルマラソンでと決めている。
東京マラソン落選したし。

2013年弘前・白神アップルマラソン

2013年10月07日 | 
今回で二回目の出場になる。
毎年10月の第一日曜日に行っているようだが、昨年は体育の日とうまく重なって三連休になったのだが、今年は普通の土日。
日曜日にハーフ走ってから午後埼玉県まで帰るのはしんどいので、月曜は休暇を取って参戦。

去年は途中で両膝が痛み、大変な思いをして、なんとか完走した。
ただただ苦しいランだった。

今年はゴールまで膝が痛む事なく、苦しいながらも景色を楽しみながら走ることが出来た。

アップルマラソンという名前の通り、りんご畑の中のコースがあり、真っ赤なりんごが鈴なりに成っているのは圧巻。
途中、農家の私設エイドがりんごや
プルーンを振舞ってくれたり、沿道の応援が嬉しい。

コース途中に親戚の家があり、通過時刻を予め知らせていたので、ちょうどその時間に家から出て応援してくれた。とてもありがたい。

今年のゲストランナーは川内優輝さん。ハーフに出場。
ゲストランナーなのにガチ走り。
スタートと同時に飛び出し、一般ランナーのを大きく引き離して1時間4分の記録。ちなみに、優勝した選手と5分以上の差があったそう。

途中、女海賊の仮装2人組に抜かれたときに、カッコいいね!って声かけたら、イエィってVサイン出して応えてくれた。この仮装さん、かわいい顔して結構速い。

折り返しの10.5kmまでは5:15/kmのペースで、目標の1時間50分前半台は行けそう。
ところが、徐々にペースは落ちてくる。5:30/kmのペースになり、17kmを過ぎたあたりからは6:00/kmのペースに。
呼吸が苦しいわけではなく、とにかく足が重い。
後ろを走ってたはずのドラえもん仮装にも抜かれてしまった。
しかも、長い上り坂がずっと続いてる。
坂の途中にドラえもん仮装が止まっていたので、抜き返した。

ゴールはネットタイム1:57:57で、目標の50分台前半にはならなかったけど、今回は割と楽しく走れた。
女海賊の仮装さん達はとっくにゴールしていて、仲間の応援をしていた。

帰宅後、車で海に行ってくるほどの元気があった。
夜は兄妹が集まり宴会。
酔っぱらってすっ転び、ガラスを割ってしまったのはここだけの話。

来年も是非走りたいレースだけど、来年はフルマラソンを考えてる。
ただし今回のレースで課題が見えた。
筋力が足りない。
LSDを取り入れて、長距離走れる脚にしないと、フルは無理だ。

皇居ランで

2013年10月04日 | 
週末の会社帰りに皇居の周りをランニングする事が月に2、3度ある。
走っている人の数はかなり多い。
もちろんきちんと数えた事はないけど、追い越した人の数と追い越された人の数なら数えた事がある。
1周(5Km)を走る間に追い越した人が93人、逆に追い越された人が13人なので、走りながらすれ違った人が106人いたという事になる。
同じ方向に走っていてこれだけの数とすれ違うんだから、実数は数倍になると思われる。

女性ランナーがすごく多い。恐らくランナーの半分くらいは女性。しかも若い人が多い。
カップルでジョギングを楽しんでる人も多い。

先週末、前方に並んで走ってるカップルがいたけど、話に夢中で後ろに気付かず道を空けてくれない。
広い道路ばかりならいいけど、狭い場所もけっこうある。
ようやく気付いて道を空けてくれたので追い抜いたら、後ろからよーしあの人のあとを走るぞーって女性の声がした、けど3秒後には、あーん付いていけないー。
なめんな。

皇居を走るのは会社帰りなので夜になる。
ランニングウェアに着替えてたら、鏡を見ながらランニングキャップの上にサングラスを乗っけた人がいた。
コースは暗いので、サングラスなんて用を為すはずはなく、明らかにファッション。

着替えてから皇居へ向かうまでの間、場所柄きちんとした身なりの人ばかり歩いている。
そんな中、ランニングシャツにランニングパンツで歩くのは、逆にセレブっぽい。
ドヤッて気持ちになる。

そして父になる

2013年10月03日 | 映画・DVD
福山雅治さんやるねー。
福山雅治さんと言えばガリレオのイメージだけど、クールなイメージそのままに父親役を見事にこなしてた。

全く対照的で庶民的な父親役のリリー・フランキーさんとの組み合わせ。
こりゃ噛み合わないと思いつつも、リリーさんが包み込んでしまう。


尾野真千子さん、真木よう子さん共にそれぞれの役をしっかり演じてた。こちらもとても良かった。

最後はどんな終わり方をするのか、双方の親はまるで逆の事を言う。
福山雅治の父親は血だと言うし、尾野真千子の母親は育てた愛情だと言う。
確かにどちらもその通りなのかなと頷いてしまう。

最後、明確にはしないが、子供へのミッション終了という言葉が結論だろう。

前日「地獄でなぜ悪い」というドタバタ映画を観たばかりで、こんな重い映画でバランスが取れた感じ。
日本映画が優勢(笑)

地獄でなぜ悪い

2013年10月02日 | 映画・DVD
園子温監督の映画。
主演以外は割と決まった役者さんが出る。でんでんさんと監督の奥さんの神楽坂恵さんは必須で(笑)

一応主役は長谷川博己さんでいいのかな。東京ガスのCMでうなぎ犬のヘソにコンセント挿す人。

途中、くっだらねーなと思いつつ観てしまう。
とにかくハチャメチャ、園子温監督がこんな映画を作るとは知らなかった。

役者さんが、それぞれの持ち味を存分に出してる感が気持ちいい。
堤真一さんの大げさなリアクション、國村隼さんのクールを気取った演技、友近さんなんて、極道の女房になり切ってるし。
きっと役者さん達も楽しんで演ってるんではないかと勝手に想像してる。

二階堂ふみさんがすごく良かった。
ヒミズの頃はまだ中学生だったはずだけど、すでに巨乳でセクシー。
芝居の幅が確実に広がってる。
この女優さんホント楽しみ。

大円団の終わり方まで観て、蒲田行進曲を思い出した。
主役は監督と俳優の違いはあれ、どちらも映画を作る話で、自己中で周囲が見えない映画バカ。

重い映画だとばかり思って覚悟して臨んだ映画だったけど、真逆に面白かった。