ＮＩＮＥ

どうにもこうにも表現しようがない。

あれだけの女優さんを使っておきながら、全く活かされてないんじゃない？
ソフィアローレンの圧倒的存在感を期待していたのだが、思ったのは「美容整形はどこまでやってるんだろう」。

ニコールキッドマンもそう、これぐらいの役なら何もニコールキッドマンじゃなくたって、とも思った。

でもね、なんかあなどれないんだよ。やっぱりニコールキッドマンじゃなきゃだめなんだろうな。

もしかしたらこの映画、実は凄いんじゃないかと思いながら観てたんだけど、結局どこが凄いのか解らなかった。

という不可思議な映画。

舞台演出をしてる知り合いがいるので、是非感想を聞いてみたいものだ。

あ、途中２回ほど気を失いかけたのは否めない。

中途半端「シャーロック・ホームズ」

宣伝て大事だよね、かなり人が入っていた。

決して駄作ではないんだけど、わかるけど、つまらない。

中途半端なのだよ。

ミステリー映画でもないし、コメディーでもない。
ましてアクション映画でもない。

また主役のロバート・ダウニー・Jrがジョニー・デップとキャラがかぶっていて、ジャックスパロウを思い浮かべてしまう。

期待の割には退屈な映画だった。

なんでわざわざ映画？「ライアー・ゲーム」

元々観る予定はなかった映画だけど、戸田恵梨香さん最近キレイだし。

入場して場違いたっだ事に気づいた。
あまりにも観客年齢層が違う。

中高生の女子が多い。
先々週、「おとうと」を観たのだけれど、あちらは高齢者中心。と。

松田翔太さんが登場したとき、周囲が若干ざわついた。
わぁー
カッコイイー
ため息

戸田さんが、松田翔太の胸に顔をうずめるシーンでも
わわっ！
えー

この映画のターゲット層は女子中高生なんだ。



この映画、テレビと全然変わらない。
登場人物も、セットも、内容だって同じ。
なんでわざわざ映画にしたの？
やっぱり映画だ！って要素が何もない。

だらだらとゲームが続き、すっかり予測できる展開に、おじさんは眠くなってしまうのだよ。

エンドロール途中のワンカットも、予想通りのオチ。

このまるでお金がかかっていない安っぽい映画でした。

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々

ファンタジー映画ってこんなもんだろう。
という映画。

普通のどちらかというと冴えない高校生が、神様達の抗争に巻き込まれ、自分の能力に目覚めて、女の子とともに活躍するという、王道ストーリー。

わかっていても、それなりに引き込まれてしまうから、出来は良かったのでは。

メデューサが登場するんだけど、殺されてからも尚利用されるのが、ちとかわいそう。
ひょうきんなキャラで、割と気に入ってる。


途中誰かが言ったセリフが妙にごもっとも。
「神なんて我が儘で、自分の事しか考えてない」