疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

アトミック・プロンド

2017年10月30日 | 映画・DVD
昔のギャング映画みたいなシーンから、シャーリーズ・セロンが氷水に浸かるシーンになり目が釘付けになる。
スパイアクションの映画で、シャーリーズ・セロンがやたら強くてカッコいい。

ただ、ストーリーがややこしく、登場人物がイギリス、ドイツ、ソ連、フランスのスパイが入り乱れるので人の見分けがつかなくなる。
女子高生がサラリーマンのおじさんが全部同じに見えるのと同じ、あるいは、西洋人から見た東洋人と同じ。

シャーリーズ・セロンの他に「スプリット」で怪演のジェームズ・マカヴォイ。
「ザ・マミー」で魔女を演じたソフィア・プテラが出演。

アクションはかなり激しい。見るからに痛そう。
アンジュリーナ,ジョリーの「ソルト」と何処かしら似てる。かな。
美女のクールなアクションが好きな人向けの映画。

氷の演出が印象的だった。
氷風呂、ウォッカのロック、ウォッカのロック、ウォッカのロック、そしてワインクーラーの氷に隠した銃。

バリー・シール

2017年10月29日 | 映画・DVD
トム・クルーズがサングラスかけた航空機パイロット。
麻薬や武器の運び屋。

馬鹿みたいに広い屋敷に札束を置ききれず、厩舎に隠したり、しまいには庭のあちこちに穴を掘って埋めて隠す。
もちろん銀行に預け入れもしていて、彼だけのために、いろんな銀行が小さな町に支店を開き、彼専用の金庫室まで作る。
これが実話だってところがすごい。

一般道に飛行機の乗り捨てって発想すらない。

サブタイトルが「アメリカをはめた男」
どちらかというと、逆にうまく利用されて、荒稼ぎしたお金も全て国が没収。
刑務所に入れておけばその間は殺されずに済んだものを、決まった場所へ通わせたおかげで麻薬組織に消されてしまう。
アメリカ政府に利用された挙句切り捨てられた感じ。

実話だから面白い。という程度の映画。

猿の惑星:聖戦記

2017年10月27日 | 映画・DVD
大昔、一作目を見たときのラストの衝撃。
この一作目につながるという触れ込みで大いに期待。

タイトルは聖戦記だけど、聖戦らしさ、猿らしさが感じられない。猿を人間のゲリラに置き換えてもそのまま使えそう。

シーザーの宿敵である大佐はノヴァの人形からウィルス感染してしまい、最後は自分の信念に基づいて自らの命を絶つ。
なぜあの人形に執着したの?持ち主を知っていたの?ここがよく分からなかった。

さて、コーネリアスが出てきて、口がきけない少女がノヴァと命名され、一作目にどう繋がるか、あの衝撃的な光景が現れるのか。。。
そのまま終わりました。

一作目でチャールトン・ヘストンがこの場所に不時着するのは、ここから10年程度先と思われるが、それを微塵も感じない。

新シリーズは全作、前々作が気に入っていたので、今回はちょっと物足りない。


映画「ドリーム」

2017年10月16日 | 映画・DVD
10月15日鑑賞
原題は hidden figures
実際にあったサクセスストーリーなので、観ていて面白い。
1960年代NASAの、有人宇宙飛行を成功させた裏方の黒人女性を描いた話。

たかだか50年位前、しかも超エリート集団のNASAでさえ当たり前のようにあった人種差別。日本に居るとあまりピンとこないけど、根深いんだろうな。アメリカ映画ではしばしばお目にかかる。

見せ場の1つが、初の有人宇宙飛行が無事に帰還できるかどうかのシーン。成層圏に突入し、通信が切れ音信不通になる。ハラハラするシーンだけど、この前のシーンが印象的。
宇宙飛行士が搭乗する直前にIBMの大型コンピュータが前日と違う地点を表す数字を出し、計画通りの発射が危ぶまれる。
この時、宇宙飛行士はコンピュータの数値ではなく、キャサリンの計算に従って飛ぶと決断する。

実話なので、感動は何割り増しかになる。
やがてキャサリンら黒人女性は能力、仕事を認められ、報われるんだが、時代の変化に依るところも大きいのだろう。

もっと多くの人に観てもらい映画だと思った。

2017弘前・白神アップルマラソン(2)

2017年10月02日 | 
折り返して25kmを過ぎると、走らず歩く人が目に付くようになる。走るのもだいぶ辛くなってきたけど、まだ半分を少し過ぎただけ。

30kmあたりで脚が痛み出し、走るのが途端に辛くなる。
途中のコース沿いに親戚の家があり、そこで冷えたお茶を貰い、エナジージェルも飲んで、応援を貰って、暫しの回復。
フルマラソンに向けて30km走はやっていたものの、ここから未知の領域。
35km辺りから本当に辛くて、ややもすると太ももが攣りそうになる。膝、足の裏、足指と全部痛い。残り7.2km。

この辺りで気付いた。ピンクのパルーンが3個並んで後方にいるのに。
4時間30分のペーサーさんが200mほど後ろにいる。ずっとその位の距離を置いていたのか、距離が縮まったのかはわからない。
とにかくあのパルーンに抜かれたらサブ4.5は達成できない。
でも脚はますます痛くなるし、ペーサーさんは一定のペースを刻んで近付いてくる。
鬼にでも追いかけられているような気持ちだ。

最後のエイドで水を飲み、足の痛みのために屈伸をしている間に女性のペーサーさんに追い越された。ペーサーは3人並んで走っているはずなのに、この人が早いのか、他の2人が遅いのか。

本当に脚が痛くて動かない。
そんな状態でペーサーさんの後ろにピッタリ付いて走っていたけど、このペーサーさん4時間30分には少し早かったのか、若干ペースが落ちた気がした。
残りは1.5kmぐらい。
ここでペーサーさんを追い越すと後は必死。
また追い越されることなくゴール。
グロスで4時間28分55秒
期待目標のサブ4.5達成!

ここで激疲れ。
ゴールで貰ったリンゴを食べる体力がなく、抽選会に参加する気力もなく、軽食で腹を満たす余力もない。
預けた荷物を受け取って、そのままの格好でタクシーに乗り込んで実家へ帰宅。ゴールしてから15分で帰宅。
20分ほど横になってから、リポDとアミノとビタミン剤を飲んでから着替えてシャワー。
それから1時間ほど仮眠。

通常の大会ではこうは行かない、着替えて送迎バスに乗って、さらに電車に乗って、、、こりゃ大変だ。

この日の夜、自分の兄妹家族が集まって宴会。脚は痛いまま。
翌日はもっと痛くなったよ。