疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

2008年おやじキャンプ(1)

2008年06月30日 | アウトドア
今年のおっさんキャンプは夏になる前に実行。
夏は皆のスケジュールが合わんだろうと意見が一致。
梅雨どきで、天気予報を気にしながらの実施だったけど、夜からの雨は覚悟の上。雨降る前にテントさえ張っちゃえばなんとかなるだろう。

いつもの通り、土曜日の朝10時半にFさんの最寄駅に集合し、そのままFさんの車で出発。
Fさん、Sさんと自分の3人。

6月から道交法が変わり、せめて高速に入ったら後部座席もシートベルトしてくれよというFさんの言葉を受け入れ、後部座席では初めてシートベルトを締めてみた。

出発からちょうど1時間後の11:40に佐野SAに到着し昼食。もちろん佐野ラーメン。

目的のキャンプ場へは13時直前に着き、すぐにチェックイン。
人気のあるキャンプ場で、盛夏の土曜日は予約で一杯になるのだが、この時期のこの天気では10サイトほどしか埋まっていない。

設営場所のレイアウトを決め、テントとタープを組み立てる。
すぐ近くのテントサイトには小学生の団体が来ている。
泊まりではないようだ。

設営は小一時間ほどで終了し、近くの温泉へ。
温泉の途中にあるスーパーへ寄ってみて、宴会料理の下見。
当初、少し離れた場所にある大型スーパーへ行く予定だったが、ここで十分いいものが揃うことが分かった。

温泉は住宅地にあり、去年初めて行ったときは、カーナビ使っていてもなかなか分かりづらい場所だった。
今年は案内板が充実していて、迷うことなく到着。
キャンプ場からもらった100円引きの券を使ったら、今の期間はさらに100円引きということで通常料金600円のところ400円で入れた。
こういうのはうれしい。

泉質はアルカリ性なんだろうか、ツルツルした感じで、体の石鹸流すと、いつまでも石鹸が残っているような感じがする温泉。

温泉を出て、先ほどのスーパーに行き、買ったものは
殻付きホタテ6枚
国産牛ロース180g
国産牛ヒレ150g
国産豚しゃぶしゃぶ肉380g
小ぶりの鯛1尾
カツオ1柵
中鯵1尾
とうもろこし1本
野菜と調味料、稲庭うどん、缶ビール等々

鯛はしゃぶしゃぶで食べるつもりなのだが、刺し身用で手ごろなのがない。
手ごろなサイズのものは塩焼き用となっており、どうやら加熱して食べないとまずいらしい。
しゃぶしゃぶも良く火を通せばいいんじゃないかと、スーパーの店員さんに3枚におろしてくれるよう頼んだ。
「えーっと、これは塩焼き用ですよ?」
生で食っちゃいかんという注意だ。
「鍋にするので、中骨も一緒に付けてください」
「あっ、鍋ね。わかりました」
しゃぶしゃぶだって鍋には違いない。

食材を持ってキャンプ場に戻ると、炊事場にはパン生地のようなものがずらりと並べられている。
小学生たち、あとで皆でパンを焼くのだろうか。
ここは広くて年中お湯も出る優れた炊事場である。

とにかく、酒を飲むための準備をしなければならない。
時間はまだ4時。
5時には宴会始まるだろうな。

(2)へ続く

映画「山桜」を観て

2008年06月22日 | 映画・DVD
藤沢周平作品の映画化。
監督は山田洋二さんではないけれど期待して観に行きました。

映画自体は良いのだけれど、なんか物足りない。
のっけから東山紀之さん、化粧が、、、、、眉毛くっきり描かれていてアイラインも入っている。京本政樹かよっ!
となると時代劇なのに田中麗奈さんのピアス穴も気になってしまう。
こうなっちゃうと映画に感情が入りきれないんだよね。

また田中麗奈さんの力不足なんだろうか、年齢の割には(28歳)顔にあどけなさが残っているせいなのか。
例えば、他の藤沢周平映画では松たかこさん、宮沢りえさんにはぐいぐい引き込まれるような感情があったのだが、なんか田中麗奈さんはちょっと離れたところから見ている感じだった。

ただ終盤、富司純子さんが出てきてから空気ががらりと変わる。
富司純子さんが出てきた瞬間に、これが女優だという雰囲気にハッとさせられる。
所作、表情、演技は抜群で、最後の場面を締めてくれたなーっていう感じ。

最後田中麗奈さんが涙するのだが、富司純子さんが出ていなかったら、この大事なシーンも退屈なものになっていたかもしれない。

映画の終わり方もハッピーな方向を期待させるのだが、最後にちょこっとだけ出た富司純子さんの存在は大きい。

こんなことでも損した気分

2008年06月21日 | 雑記
某オフィスビルのエレベーターで。

1階から乗ったのだが、自分と合わせて3人だけ。
扉が閉まりかけたときに、両手に重そうなかばんを持った小太りのサラリーマンが必死の形相で走ってきた。
気迫に圧された形で開ボタンを押しましたよ。

滑りこむようにしてエレベーターに乗り込んできて、はぁはぁ息切らしてる。
が、その息が尋常じゃなく臭い。
酒飲みながら、ニンニクかじって、たばこを吸った直後のような臭い。

そのサラリーマン3階で降りてしまったが、自分はそのとき16階まで。
肩ではぁはぁ息してたもんで、エレベータ内は悪臭が充満。
親切で開ボタン押して、損した気分だった。



片道1車線の道路で、脇道から合流してくる車を入れてあげたら、その車が次の信号で右折のウィンカー。
信号が黄色になるまで進めなかったって事もあるよね。
これも損した気分になる。

宮崎勤死刑囚の死刑執行ニュースで

2008年06月17日 | 雑記
今から20年くらい前、ただの帰省だったか何か用事があったのかは覚えていないが、北東北の実家へ行くため、夜中東北自動車道を走ってた。

当時乗ってた車は、時速105Kmを超えると警告チャイムがキンコンキンコン鳴るようになっていた。
道路は照明もなく真っ暗で、前後に走ってる車もいない。たまーに反対車線でライトがあっという間に近づいては一瞬にして消える。
人っ子一人いない夜中の高速道路はほんとに寂しい。

カセットテープも飽き、ラジオに切り替えると、今田勇子こと宮崎勤が逮捕されたというニュースが流れていた。
山の間を走る高速道路ではラジオも受信できるチャンネルが少なく、本当は音楽番組を聞きたかったのだが、どの局でもこのニュースをずっとやっていた。
ニュースを聞こうにも、街中と違って受信状態が悪く、おまけに速度警告チャイムが鳴っているため、とても聞き取りにくい。
移動するに従い、ローカル局も変わるので、チューニングしながら聞き取りにくいニュースをじっと聞いていたっけ。

宮崎勤の名前を聞くと、必ずそのときの情景を思い出してしまう。

家族で楽しめる「ザ・マジックアワー」

2008年06月16日 | 映画・DVD
三谷幸喜監督の前作「The有頂天ホテル」は珍しく家族で観た映画。
今回は奥さんと二人で観てきた。刺激的なシーンはなくて安心して観られる映画だから。

観ていると「有頂天ホテル」と出演者が重複しているせいもあり、どうしても比較してしまう。
チョイ出だけれど、香取慎吾さんが前回と同じ役で出てるのには思わず笑ってしまった。


有頂天ホテルの方は実際にあってもおかしくはない設定だが、マジックアワーの方は現実ではありえない。
その分、マジックアワーの方が好き放題できて面白かったかな~、という印象。

それにしても出演者が豪華だね。
メインで出ている役者さんは言わずもがな、チラっと出るだけの役者さんに、唐沢寿明さん、鈴木京香さん、谷原章介さん、天海祐希さん、寺脇康文さんなんかが出ている。

映画ではめったに笑うことはないのだが、周りの観客の雰囲気もあり終盤は何度か笑ってしまった。
お客さんの中にはツボにはまってしまったのか、笑いが止まらない人がいて、なんでもない看板映っただけで笑ってる。

まあそんな非常に楽しい映画でした。


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