疑似餌釣り師の酒蔵だより

酒好きルアーフィッシャーが蔵出しするボヤキ

アメージング・スパイダーマン2

2014年04月29日 | 映画・DVD
前作よりは随分楽しめた。
アメコミの醍醐味はアクションとヒーローの存在感。
MARVELシリーズの中で、スパイダーマンは最も攻撃力がなくて迫力に欠けるので、積極的に観たいとは思わない。
が、今作は見応えがあった。前作と比べてスケールもアクションも大きい。
ただちょっと長いので、もう少し話を短くまとめられないのかなと思う。

最後葬式のシーンに切り替わるとは思わなかった。所詮アメコミなんだから殺さなくたっていいのに。かわいそうじゃん。

エンドロールの途中でワンカット。これがなんと5月30日に公開されるX-MENのワンシーン。
通常は次回作を匂わすシーンのはず、今度のX-MENにスパイダーマンが絡むのだろうか?
気になったので少し調べたら、そんな事はなくて本当にただの予告。大人の事情というやつだ。

キャプテン・アメリカ~ウィンターソルジャー~

2014年04月22日 | 映画・DVD
期待をはるかに超えて面白かった。
MARVELシリーズでも最も面白かった映画のひとつ。後日映画評価サイトをチェックしたらやはり評価がすごく高い。

キャプテン・アメリカといえば、アベンジャーズの中でも地味な存在。
アイアンマンやソーと比べると、これといった攻撃力を持っていない。
ところが現代に蘇っての大活躍。
ロボットスーツや神の能力に頼らない人間ぽさが好感度アップにつながっている。

スカーレット・ヨハンソンは若干の劣化は否めないが、戦闘スーツが超セクシー。
ウェストの細いこと。
今問題になったJKリフレじゃないけど、ちょこっとプロレス技をかけて貰いたいと思った(笑)。

サミュエル・L・ジャクソンは今までと違ってピンチに陥る。これも見どころ。

ストーリー展開はオーソドックスで、始めからR・レッドフォードが悪党だと予想できるが、それが逆に判り易くて観ていて楽。
とにかく最初から最後まで楽しめる。

キャプテンは次回のアベンジャーズに登場するようなんだけど、どんな形で活躍してくれるのか楽しみ。

自宅で漏水(1)

2014年04月18日 | 雑記
仕事中、そろそろ終業時刻というとき、携帯に奥さんから着信。
マンションの天井から水が落ちてきてひどい状態になってるという。
実はこの日は飲む気満々だったのだけれど、そんな訳にはいかずそのまま帰宅。

マンションの漏水はこれで3回目になる。
最初は上階で水を溢れさせて天井から大量の水が落ちてきた。
2度目は自室床下の給湯管にピンホールができて、漏れた水を壁が吸いまくり、壁紙が波打って発覚。
1回目は上階の過失なので、全額保険で補修してもらった。
2回目は保険が適用されないケースだったが、壁と天井はうまいこと保険を使って補修。
調査と給湯管交換のためにはがした床の復旧は数十万の自己負担だった。

帰宅したら玄関の外に工具箱がいくつか置かれていて、中に入ると廊下の天井が剥がされて、天井の渡し木にブルーシートがかけられている。
奥さんに状況を聞くと何にもわかっていない。基本、人任せ。
マンションの管理人室に行くと、管理会社の人が来ていた。
原因は今日の段階では断定できないだろう。ただし上階室の給水、給湯を止めたら水漏れが治まったので、原因が上階室にある事はわかった。
技術の人間が応急処置のための資材を取りに行ってる。

その日できる事は応急処置のみ。
できれば給水か給湯かの判別程度はしたいと。

漏水箇所を特定するためには、技術者と工具、それに機械が必要とのこと。
明日以降で上階の人が立ち会える日で調整する。
漏水修理終了後、上階(加害者)と自分(被害者)で示談書を取り交わす。
自宅修理の見積りを取って保険請求。
保険屋の確認が取れ次第、自宅の補修となる。

技術の担当者が応急処置用の資材を持って帰ってきた。
応急で天井をふさぐ前に、上階へ給水側か給湯側かの確認をしに行った。
結局給湯側の漏水だそうで、給湯の元栓を閉めてきたという。修理が終わるまで、上階ではお湯が使えないということだ。
まだ肌寒いのに大変だが、給水じゃなくて良かった。完全に水を止められたら、生活できないもんね。

天井を仮板でふさいでる間に上階から謝罪の電話があった。
昔からの顔見知りで、奥さんが対応。
かなりの勢いで詫びられ、改めてお見舞いに上がりたいとの事だったけど、老朽化が原因であって不注意ではないからと丁寧にお断りしてた。
が、奥さんはこんな時でも欠かさず晩酌していたようで、かなり酔いが回っている。
言葉は丁寧だけど、かなり失礼な事を言ってた。もし自分が同じ事を言われたら、厭味としか聞こえないだろう。
本人は悪意がないんだよね。相手を褒めるつもりでも、度が過ぎると厭味になる。

事故から2日経過したけど、管理会社からはその後連絡がない。
動きがあったら、またブログにアップする。

幸手さくらマラソン

2014年04月07日 | 
4月6日、満開の桜と一面菜の花が咲く中を走るマラソン。マラソンとはいえ10マイル(16km)と少し短め。
美しい景色を楽しみながらのランはこれ以上の大会はない。キッパリ!

一番の観光スポットである桜のトンネルは、このときだけは一般の観光客が入れないように制限して走る。
遠方から来た観光客には申し訳ないけど、ロープの外から声援を送って貰えるのは嬉しい。

今回、友人も一緒に参加したんだけど、ランニングはまだ始めたばかりで、制限時間内の完走が目標。
8.5km地点を70分以内に通過しないと失格になる。

さて、景色の良い場所を走るのが売りのマラソン、道幅の狭い箇所も多い。ランナーがばらける前のスタートから2km付近までに足が止まることもあった。
それでも景色の良さとどっちを取るかと言ったら、間違いなく景色。それほどに素晴らしい眺めだった。

給水所のオレンジが美味しかった。各給水所でオレンジを二切れずつ頂きましたよ。もう一個貰ってもいい?て聞くと、どうぞー頑張ってねって言われる。
沿道の応援がまた嬉しい。
目が合うと、手を振り返してありがとうーって言っちゃう。
不思議と元気が出るんだよね。

朝、自宅を出るときには気温も低くで霧雨だったし、天気予報では午後から雨が降るらしい。
心配していたけれど、スタートの頃には晴れて、日焼けするほどの好天でした。

そしてマラソンの完走証を貰い、そそくさと権現堂公園に移動。
写真が趣味の友人と花見をすることになっている。
ビールとつまみはしっかり仕込んできた。
都内のお花見スポットと違って朝早くからの場所取りは必要なく、割とどこでもレジャーシートを広げられる。
走った後のビールは最高。
花も極上に綺麗で、少し風が吹くと桜吹雪になる。

途中、マラソン初参加で見事時間内に完走した友人とバッタリ。
再びシートを広げて二次会。
最高に楽しい花見になりました。

白ゆき姫殺人事件

2014年04月03日 | 映画・DVD
奈々緒さんの美しすぎる死体がオープニング。
そしてTwitterの文字がスクリーンを埋め尽くしていく。

10年近く前「電車男」がブームになったけど、あんな感じ。
映画としては外道だと思っている。

それにしてもTwitterのリプライが早すぎる。芸能人並みにフォロワーがいないと、チャットのようにリアルタイムでのリプライは無いだろう。


井上真央さんが演じる地味な女は常に伏し目がちで目立たないけど、存在感のある演技が必要になる。
一方奈々緒さんが演じるのは超美人だけど、性格の悪い女。

奈々緒さんは、井上真央さんと女優として比べてしまうとまだ及ばないけど、役に対する入れ込みようと熱意はすごく感じられる。

監督が奈々緒さんの死体は美しすぎると評したが、それだけじゃない。
目を見開いたまま、灯油をかけられたり、ゲル状の着火剤をかけられるシーンがあるけれど、微動だにしなかった。
動くなって言われたって、いきなり水をかけられたりしたら、少しはビクッてなるし、顔にしぶきがバシャバシャかかると瞼だって動きそうなものだけど、視線さえ動かなかった。


この映画、いわゆる大御所は出ていないけど、中堅どころの良い役者さんがたくさん出てる。
綾野剛さんは好きな俳優ではないんだけど、チャラいクズ男役は実にうまくはまってた。
私的には藤原竜也さんに次ぐクズッぷりで、新しい発見だった。

この映画は、殺人事件の真犯人を突き止めるという本道のほかに、SNSの危険性をテーマにしている。
Twitterに得意げに自己自慢を披露するが、そのうち自爆してしまうバカッターと呼ばれる人たち。
綾野剛がまさにその役で、自宅や勤務先、顔写真まで晒された挙句、契約社員の契約も打ち切られるハメになる。

自分もツイッター民だからなのか、途中で飽きることもなく、最後まで観られた。