自宅のSP-707JシステムのメインアンプEL34ppアンプのバランス化を終えて一昨日から馴らし運転を始めています。
空気感が随分と変わりました。更にうるささがなくなり音の粒子が細かくなっている。それでいて情報量はものすごく多くなっている。当然スケール感が更に大きくなり「より自然」な感じになっています。スケール感の違いにより横のBC-Ⅱが聴けなくなりました。(従来は切り替え試聴をしても違和感が有りませんでした)
電源ケーブルの交換は「スケール感」の違いとなって明確に出てきました。BC-Ⅱラインとの違いは電源ケーブルのみです。SCE-43を使っていますのでこちらもSCE-45にしないといけないでしょうね。
707Jシステムの中高音は既に問題ないレベルですが低域はまだくぐもっている。分解能と言うよりヌケが悪いと言う感じです。
寺島氏のJAZZBAR2007を掛けているが非常に気持ちが良い。空間再現の完成度が上がっている。シンバルの余韻など「生」を髣髴とさせる。音色が素晴らしくなっているのが判る。多分UTC A22のトランスの音色が効いている。
とにかく聴いていて苦にならないのでこのままじっと聴き続けるしかない。低音のヌケが完了するまでひたすら鳴らしこむのみです。多分良くなるには1ヶ月以上かかるでしょう。それから何処まで良くなるかが見当も付かない。やってみないと判らない世界です。