Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SCE-45(ルシファー)での活眼

2008年01月04日 | ピュアオーディオ

昨年12月10日にオリンパスシステムの電源ケーブルをSCE-43からSCE-45に交換しましたがまだサウンドが変化しています。毎日8時間かけ続けていますが「活眼」はまだはるか先のようです。

交換当初は大きな変化(サウンドがより緻密でスケールアップ)を感じましたが「音が重くなった」様に感じていました。トランスのせいかな?と思っていましたがどうも機器の活眼が終わっていないようです。

今日はサウンドの重みが少し軽くなったようです。少しづつ本来のステップで性能を発揮し始めたようです。

やはり3週間かかっています。これから3ヶ月から半年かかる見込みです。SCE-43で「機器の活眼」をしても更に大容量のSCE-45にしたら機器が付いて来れないのです。

最悪の時期を通過したのでのんびりと楽しんでいれば自然にサウンドは良くなって行きます。6月くらいにはベストサウンドが出てくるでしょう。ケーブル交換したからと言って直ぐに良くなるケーブルは底が浅いのかもしれません。本当に良いケーブルは長い馴染みの時間を必要とします。


機器の活眼について

2008年01月04日 | ピュアオーディオ

機器の潜在能力を発揮させる事=「活眼」です。

この「活眼」は2段階のステップが有ります。一段目は「信号ラインの活眼」。これはインターコネクトケーブル+SPケーブルで起こります。

通常のインコネでは機器の中での信号の流れが小さいままなので機器がこれに馴れています。当社の「化け物シリーズ」ケーブルの様に「大容量」の信号伝送ラインが出来ましても直ぐには対応できません。特に半田付け部が「関所」の如く立ちはだかり、1っ箇所1っ箇所押し広げて容量を広げて行きますが関所の数が多いので通常の使い方では3ヶ月から半年ほどかかります。

ある日突然音質が「激変」します。音のヌケ・キレ・情報量とスピード感が別次元に変わります。

しかし「信号ラインの活眼」はまだ充分な活眼では有りません。次に電源ラインの「活眼」が出来れば更なる高みに達します。こちらも通常の使い方では3ヶ月から半年かかります。

電源ラインが活眼しますと信号ラインの情報伝送量も飛躍的に上昇します。

電源ケーブルはポンプの「吸い込み口」に当たります。この吸い込み口が大きくなれば電気の流れる容量は大きくなります。必然的に信号ラインにもこの圧力が加わり信号の流れる量が増大します。

当社のケーブルを使い始めて「機器の活眼」を経験して初めて「ケーブルの魔法」を体験できます。この経験をされたお客様が増えています。