Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

A727の音質

2008年01月23日 | ピュアオーディオ

A727を購入しマスタークロックの交換をしてもSD-9500の領域にたどり着けないと感じています。読み取りは良いのでしょうがDACがやはり負けています。DACが旧型では太刀打ちできないと痛感しました。

A730もB226もトランスポートとして使っていますが、この727もトランスポートとしか使い道がないのかもしれません。

何が気に入らないかと言えば「音が粗い」の一言に尽きます。音の線の太さの感触は良いのですが「漂うような」質感からは大きく後退しています。

機器を交換して「ビビビッ」と来る物が有りません。明らかにレベルダウンしています。SD-9500のDACを使うように設置場所を工夫しないといけません。スチューダーのメカの故障が少ない点とメカの信頼性がないSD-9500とは良いとこ取りの組合せになります。


マッキンC40の電源電圧

2008年01月23日 | ピュアオーディオ

一昨日、自宅のシステムを色々変更しましたが5段落ちの音質で、BC-Ⅱのシステムにも負けている始末なので、プリアンプの電源を元に戻しました。たったこれだけで元のサウンドイメージに戻りました。

マッキンのC40はカバーを取ってトランスのところを確認しますと117Vに接続して有ります。エレクトリの販売品ですが「100V」でも動作はするとしてそのまま販売されているようです。

しかし、音質は「別物」くらいに違います。音の切れ(シャープさ)や力感、立ち上がりの早さ、高域の伸び、余韻、音色まで違います。やはり117Vで使用するように設計されているんですね。マッキンのアンプを持っておられる方は中のトランスの配線を確認して117Vにされることをお勧めします。

117Vへのステップアップトランスは菅野電気製を使っています。直出しケーブルに不満は有りますがトランスのうなりもなく安全装置もしっかりしていて安心して使えます。

このトランスを初めて使ったとき、非常にシャープなサウンドになったのを記憶していますが、外して見ると「音質」の差がより明確に判りますね。機器やケーブルの音質の評価は取り付ける時よりしばらく使って耳に馴染んだ頃外して確認した方が正確な判断が出来ます。

これに味をしめてマッキンのパワーアンプMC2500とMC2600にもトライして見たいと思います。ステップアップトランスは3万円以下で手に入りますので費用VS効果は素晴らしい物が有ります。


WE 古典管プリ+300Bシステム

2008年01月23日 | ピュアオーディオ

300b1 先日紹介しましたWE古典管プリとラックスのトランスを使った300Bモノラル×2 アンプです。内部配線や端子類及び電源が旧態以前のモノなのでとんでもなく「ナロー」に感じます。これはこれで刺激的な音がしなくていいのでしょうがサウンドが「死んでいます」。

300b2 このアンプのシステムは当方でTrail化して現在でも通用するようなサウンドに仕上げて見たいと思います。私にとってはあくまでも「素材」でしか有りません。

300b3 プリアンプにはWE101Dが使われています。素材の良さは判りますが端子類や電源ケーブルが弱くて私のケーブルが使えません。

パワー管の300BはWE300B復刻版を完実電気に注文していますが、納期未定との事で急遽中国製で間に合わせています。他の球は結構良い球が使用してありビックリしました。例えばオールドムラードの5AU4やE80CC。ロゴが消えていますので素人には判らないと思います。

現状のシステムで出しているサウンドに比べれば「子供のおもちゃ」くらいのサウンドですがゆっくりと楽しんで手を入れていきます。