Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オールルシファーサウンド=揺らぎの音

2008年01月29日 | ピュアオーディオ

昨夜自宅の707Jシステムのケーブルをすべてルシファー仕様にしてしまいました。接続完了直後のサウンドは既にご報告したが、1日経ち鳴らし込み時間も5時間を越えると、プラグの馴染みが進んできてサウンドの方向性が見えてきました。音場空間が更に広く、定位もしっかりして来ました。

ハッキリ・スッキリ・クッキリのクリアーなサウンドで、シャープなキレが有りスピードが速く、エッジが立ち低域も高域もレンジが延びています。

とにかく嫌なサウンドが出ない。高域の余韻が「揺らぐ」んですね。快感です。高音だけかと思っていたら低音も揺らぐんです。このまま行けば最高の質感になりそうです。

「ゆらぎ」の音とは「音叉の様に響く」とお考えください。一つの音が輪唱の様に広がって行きます。二次元の世界では「ベタ塗り」で聞苦しいでしょうが、三次元の立体感が有りますので空間で重なり合わずに響いて行きます。まさしく「音をちりばめた」様にです。

使っている機器は決して超高額な機器では有りません。それでもこの「揺らぎ」のサウンドが出るのは「ケーブル」のおかげなんですね。という事は、機器間を接続するケーブルの「電送ロス」が「音質の差」となって出ていると判断できます。やはり機器よりもケーブルへの考え方を変えないと良いサウンドは出ません。

現在JBL 3大ホーン(HL88,89,90) システムはケーブル交換後のエージングに入っていて、それぞれに現在最高の音質になりつつあります。あと一ヶ月もすれば馴染み(エージング)が進んで更に上質なサウンドになっていると期待できます。