Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オールルシファーケーブルのサウンドつづき

2008年01月28日 | ピュアオーディオ

自宅の707Jシステムに最後の「ルシファー」を接続しました。(SD-9500~ST-5間)すべての電源ケーブル、XLRケーブル、SPケーブルが「ルシファー」になった事になります。

さてその第一声は・・・・音が揃っています。低音のこもりもなくなっています。聴こえなかったサウンドが聴こえます。バランスも良く情報量が上がりヌケが良く、しっとりしていて、まったりとしています。何もしなくて良い感じで鳴り出しました。チョッと聴きにはおとなしい様に聴こえますが凄みが有ります。

今まではどこかのケーブルが違っていた為、容量や音色が合わずにバランスが崩れていたのですね。全てのケーブルのグレードが合った為にストレスがなくなったみたいです。

今までのケーブル交換の経験から「もしかしたら?」とは思っていましたが、全てのグレードが揃わないとバランスを崩すんですね。

と言うことは「オリンパスシステム」も全てのケーブルを「ルシファー」にすれば馴染みの期間を短小化できる可能性が有ります。

その後3時間ほど真夜中に聴いていましたが、刺激音がしないのは良いのですが「何かが足りない」と感じました。柔らかいサウンドばかりで「キレ」や「鮮度感」が不足しています。多分727をトラポにすればよくなるのかもしれませんが、まだエージング不足とも思えますのでしばらくこのまま使ってみます。

余興でBC-Ⅱシステムで聴きますと、こちらは今までにないキレ・音数・ワイドレンジ感で最高に良くなりました。余りに良いサウンドなので聴き惚れて徹夜に近い状態になりました。C40のテープOUTから入力を取っていますので交換のメリットのみを取っています。


オールルシファーケーブルのサウンド

2008年01月28日 | ピュアオーディオ

自宅の707Jシステムで「オールルシファーケーブル」の準備をして来ました。XLRケーブル(SCX-24)、電源ケーブル(SCE-45)、SPケーブル(SCS-34)で全てを統一した物です。最後の1セットが本日完成しましたので今夜早速繋いで音だし確認です。結果は数日後にご報告いたします。

CDPはSD-9500の単体での評価になります。

自宅のメインアンプをMC2500と交替させスチューダーA727Dを試してみたいと考えています。昨日スケールで寸法を確認した所、MC2500ならA727D+SD9500のスペースが取れることを確認しています。問題点としてSPケーブルルシファーSCS-34のYラグ仕様がMC2500に入りませんので治具を使うように手配をしました。

MC2500ではもう一つ実験が出来ます。117Vのソケットがもう一個空きが有るので試せます。このMC2500の電源ケーブルはオリジナルでは音質的に使えませんのでSCE-43同等品を使っています。結果が良ければこちらもSCE-45クラスにグレードを上げてやれます。

現在①専務宅D130システム ②自宅707Jシステム ③オリンパスシステム ④アルテック銀箱システム を同時にグレードアップ作戦を展開していますので大忙しです。他に300BアンプのTrail仕様化等等とやりたいことが目白押しです。


オリンパスシステムの活眼

2008年01月28日 | ピュアオーディオ

専務宅のD130 4発のサウンドを聴いて、メインのオリンパスシステムのサウンドが霞んでしまった様に感じて、ウーハーユニットの交換が必要かこの二日間真剣にオリンパスシステムを聴いて見ました。

200711213 このオリンパスシステムは昨年12月10日ごろに電源ケーブルを全てSCE-45に交換してエージングの最中でした。今年はじめに(約3週間後)に漸くサウンドが軽くなって本来の性能の一端を発揮し始めだしたばかりでした。その後も小さい音量ながら毎日鳴らしこんでいました。

Sce451 昨日と今日と本格的に音量を出して聴き込んでいますが、音が随分と「ヌケ」て来ました。ウーハーの箱鳴りが極端に少なくなっています。低域の分解能もかなり上がってきています。低音のキレが上がって非常に軽快なのとエッジが立って明瞭です。

近所のスーパーマニアの方のJBL DD66000を聴いた時に、中高音は上を行っていると感じていましたが低音が正直負けていました。今なら互角くらいにはなったようです。更に良くなる方向にある様なのでこのまま使い続けていけば素晴らしいサウンドになる見込みが出て来ました。

オリンパスの純正箱は30年前オーディオ評論家の瀬川氏や菅野氏から「良い低音は出ない」と酷評されていましたが、私のオリンパスの箱は純正でまったく手を入れていません。多分瀬川氏が存命ならビックリされていたでしょう。菅野氏には是非聴きに来ていただきたいと思います。

JazzBar2001~2007をかけていますが、低音にブーミーさは有りません。箱鳴りが少なくなった分分解能が上がって音圧をより感じます。しかしこのCDたちには低音の情報量が半端じゃないくらい入っていますね。

音が重くなってから(SCE-45にしてから)あまり聴きたくなかったオリンパスシステムが「変身」し始めています。SCE-45の電源ケーブルの「活眼」が始まっています。これからは聴くたびに良くなります。本当の活眼は3ヶ月くらい先でしょうが、今の時点でSCE-43の世界を完全に超えました。これは聴くのが楽しいですね。嬉しくなります。