Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

WE古典管プリ・・・失敗

2008年01月19日 | ピュアオーディオ

昨日購入しましたWE古典管プリの内部を見る為にケースを開けて見て見ました。・・・・ガックリです。

「こんな物を販売するのか?」と言いたいくらいひどいワイヤリングです。まだ実験品も初期の物みたいな作りで、とてもガッカリしました。

電気にチョッと詳しい方が作っているようですが、私から云えば凄まじくセンスのない作りです。手を施しようにも手を付けると壊れそうなので困りました。

内部配線でコンデンサーが多用して有りますが、「空中配線」が「ヒョロ線」で「むき出し」で配線してある所が多数有り、チョッと横向けただけで配線がショートしそうです。おまけにコンデンサーの1個は「ブーラブラ」と固定されていません。「ハー!!!!」とため息が出ます。これで10万円???

端子類はRCAのみ、それも質の悪い物が使用して有り、電源もちょろ線、インレットをつけるスペースもない。RCA端子は薄いベークライトに付けてあり、強度がまったく足りない。

使ってある配線材も劣悪、ワイヤリングもお世辞にも褒められる代物じゃない。

外装材もお粗末な一言。あーあこんな物を買ってしまったのかと後悔の念が経ってしまいます。

時間をかけて全てやり直しです。この分では回路もたいした事はなさそうです。「良い音」が出る素地がないですね。廃棄になるかもしれません。

このプリはWEの「球」の威力だけで出来ているようなもの。写真ではなかなかおしゃれな格好に見え、綺麗に作って有るように見えたのですが、今回は失敗したようです。