現状のシステムで最大の悩みが「良いプリアンプ」がないことです。アキュのC280や290、マッキンC40で満足している訳では有りません。作りや見栄えには不満は有りませんが「質感」と「鮮度」と「音痩せ」に不満です。結局アンプが「抵抗」となって音質を損なっているように感じます。そんな訳で自家製のプリアンプを作っています。
12AU7×2本を使ったマランツタイプのプリアンプを2台、WE310A×2本を使ったプリアンプ1台を作りました。内部配線はもちろんTrail仕様です。
マランツタイプのプリアンプでメーカー製のプリと変わらない音質が出ています。「鮮度感」は上を行きます。WE310Aプリはメーカー製の音質を軽く越えているようです。「質感」、「情報量」、「鮮度」も申し分有りません。特に「音の線の太さ」と「情報量」が気に入っています。後はうまくまとめる事だと思います。プリアンプにはバランス電送できるようにXLR端子を入出力とも採用しています。RCAも併設しています。まだ作ったばかりなのでこれからが出発点だと思っています。
上述のプリアンプとは別に「WEの古典管」を使ったプリとパワーアンプのサウンドを確認したいと考えています。パワーアンプは昨年6月から少しづつ良い部品を集めています。年内には完成させたいと考えています。
プリアンプは本日発注しました。WEの古典管のサウンドがどの様なサウンドか確認できます。内部配線は後日Trail仕様にすることを考えていますが楽しみです。パワーアンプで使う予定をしていた球なのでプリとパワーが同じ球になります。
現在のところWEの古典管のパワーアンプは有りませんのでオールドムラードのEL34ppモノアンプ×2とRCA接続で確認を予定しています。今週中には入ってくるでしょう。楽しみです。
昨年の5月に吉永オーディオさんと話をした時に色々と教えていただいて、VT-62の存在やWE310Aプリの存在と今回の古典管プリ・パワーの情報を同時に入手していました。
そんな訳でVT-62ppアンプやWE310Aプリアンプの音質を確認してきました。やはり素晴らしい「音質」でした。ただ内部配線を交換しないと私の望む音質にはなりません。
だんだんと「手作りオーディオ」になりつつ有ります。安価で「超高音質」なアンプを手に入れたいものです。