8月22日(日本時間)、イチロー選手は日米通算4,000本のヒットを打った。
ピート・ローズ選手の4,256本、タイ・カップ選手の4,191本に次ぐ第3位の
成績である。無条件で賞賛したい。
あと257本で世界一になれる。おそらく2年で達成できるだろう。「諦めな
い自分がいることに諦めている」(毎日新聞。8月23日。朝刊。参照)というイ
チローの言葉は意味深長である。いかにも野球の実践哲学者らしい言葉で
ある。これでイチローは、さらなる野球界の聖者である「球聖」となった。
一方、日米通算では世界一とは認められない、という米国内の考え方も
ある。しかし、王貞治氏は日本球界だけで打った868本塁打は世界一と認
められている。この記録はいまだ米国の野球界でも破られていない。それら
を勘案すれば、あと257本で世界一という評価は当然なされてしかるべきで
ある。王選手も、ピート・ローズ選手も、タイ・カップ選手なども球聖である。
さらに、イチローは「打つこと守ること走ること、考えること。全部できる人が
プロ野球選手と今も思っている」(毎日新聞。同参照)、といっている。すべて
の野球選手は見習うべきではなかろうか。普段の生活すべてが野球に通ず
る鍛錬手段の一つと考え実践しているイチローの姿は参考になるはずであ
る。イチローに傲慢さはない。
今後のイチローに期待したい。頑張れイチロー !
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます