今週の法話

法華宗北海寺住職-二王院観成による仏教用語と法話集です。毎週水曜日に更新いたします。

鳩山神社

2011-09-06 10:27:07 | 環境劣化と人類延命の智慧
 元首相の鳩山由紀夫氏の曽祖父の鳩山和夫氏は、

 明治27年(1894)、農場の開墾を目的として国有地の払い下げを受
ける。

 明治28年(1895)、和夫氏らが栗山共同農場を開設・開拓。戸数46
戸、水田・畑、約220町歩(約2.2k㎡)だった。この地は、今でも
「鳩山」地区として正式名称として残っている。

 明治31年(1898)、地域の守り神として「紅葉神社」を建立。

 昭和21年(1946)、戦後の農地解放で鳩山農場は終焉する。

 昭和51年(1976)、同神社の老朽化にともなう改築を期に「鳩山神
社」と改称。この改称は、地元の人たちから鳩山一族が慕われてい
たからだと云われている。

 鳩山和夫氏は、明治時代の衆議院議長を務めた人物である。祖父
である元首相のの鳩山一郎氏は、青年時代に当地に滞在し、妻の薫
さんに、何通もラブレタ-を送った、と云われている。また、父の
威一郎氏は外務大臣を務めている。
 由紀夫氏がはじめて衆議院選挙に栗山町のある旧北海道4区から
自民党として出馬したとき、同神社で必勝祈願し、ハト30羽を空に
放ったという逸話が残っている。その後、小選挙区になった関係で
由紀夫氏は北海道9区に移り、4回当選している。
 最近は「幸運を呼ぶ神社」として参拝者が増加していると云われ
ている。
 
「鳩山神社」

(住所)北海道夕張郡栗山町鳩山

(交通)栗山町「朝日町3丁目・湯地」交差点(角にeneosのガソリンス
   タンドあり)の信号を右折(岩見沢・栗沢方面からは左折)し、
   道道30号線を三笠方面に約3km走ると左手に白い鳥居が見えて
   くる。その鳥居を入った突き当たりが鳩山神社である。

     (インタ-ネット。「鳩山神社」、「旅北・com」)参照。