岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

11月12日 けんかれんまつり & 協同による仕事おこし&まちづくりフォーラム ~ 住民主体のコミュニティデザイン ~

2016-11-12 | おにき日記






「NPO法人けんかれんまつり」に参加しました。気持ちのいい秋空が広がっていました。楽しく、美味しく、温かく。毎年、楽しみにしています。
けんかれんは、岡山県精神障害者家族会連合会の略です。当事者・家族の皆さんの暮らしと心の拠り所になっていて、様々な事業で奮闘されています。これからも学びつつ、ご一緒していきます。
昨年のけんかれんまつりは10月10日で、倉敷であった日本女性会議から会場に向かうときに、横田さん訃報の連絡があり、涙で会場に向かいました。けんかれんも横田さんからいただいたご縁です。大切に、そして大塚愛さんにつなぎたいです。



「協同による仕事おこし&まちづくりフォーラム ~ 住民主体のコミュニティデザイン ~ 」に参加をしました。おもしろかったです。愛ちゃんも一緒でした。嬉しいです。
参加したパネルディスカッションは、①地域共生社会をめざして、②市民と行政の協働施策について。
①で面白かったのが、資源を活用するということの「発想の転換」。市場経済からはじき出された若者・困窮者、耕作放棄地、過疎で使われなくなった小学校など、地域の資源は課題と裏表だと。実践報告が4本ありましたが、リサーチすると、マチより農村部の方が活発なのだそうです。
②で印象深かったのは、「幸せな人口減少にむけて」と未来を見据え、地縁とテーマ別で住民自治を進める鳥取県智頭町の取り組みです。報告されていた行政職員の方が、「楽しい」「楽しい」と口にされていました。行ってみたいです。
働く人が主人公になり、地域を豊かにする働き方をめざす、ワーカーズコープの企画です。岡山市も委託事業でお世話になっています。気持ちよく学び合い、連携できるグループです。
愛ちゃんは休憩時間になると、積極的にパネラーの皆さんと話していました。ワクワク感が伝わってきて、ニコニコする私です。



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11月11日 よこはまウォーキングポイント

2016-11-11 | 議会









視察3日目は、横浜市の「よこはまウォーキングポイント」です。健康寿命日本一をめざした「よこはま健康アクション」の一つです。平成26年度から4年間の事業です。
18歳以上の市民を対象に、歩数計を無償配布。30万人の登録が目標で、現在、21万人をこえているそうです。歩数に応じてポイントがたまり、自動抽選で商品券等があたったり(3ヶ月で500人)、参加者全員で目標達成の月は社会貢献活動に寄付をしたり、専用ホームページに歩数等の推移や歩数ランキングを確認できたりします。登録者の多さがスゴイですね。


これは、横浜市がオムロン・凸版印刷と一緒にしている事業で、事業者は、歩数計の供給・インセンティブの提供、専用リーダーの設置・管理、システム運用等についてかなりの費用も出しておこなっています。プロポーザルでの採用で、事業者サイドはノウハウや情報収集などのメリットを見込んでということでしょうが、横浜市の規模だからできることか、岡山市では私は聞いたことがありません。ちなみに横浜市は平成28年度は2億9000万円の予算で、多くが事務的経費です。コールセンターへのお問い合わせも多いということです。
写真は、10月31日に横浜市庁舎に登場したばかりの「健康階段」です。市内の魅力スポットなどのデザインを描き、楽しみながら自然とあがっていただくのが狙いということ。「歩くムーブメント」を広げるため、いろんなことを考えていますね。



資料が入っている横浜市議会の封筒をみたら、下半分が定型封筒として使える工夫です。まだまだできることがたくさんあると、はっとさせられますね。



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11月10日 大田区、高齢者見まもり支え合いネットワーク

2016-11-10 | 議会







保健福祉委員会視察2日目は、大田区の「高齢者見守り・支え合いネットワーク」です。大田区は、人口は岡山市とほぼ同じ、面積は1/10です。
見守り活動のツールの一つが「大田区高齢者見守りキーホルダー」です。65歳以上を対象に希望者に緊急連絡先や医療情報などを地域包括支援センターに登録してもらい、登録番号が入ったキーホルダーを渡して、本人確認や医療や介護の対応の迅速化を図る取り組みです。キーホルダーの他に洋服につけるタイプのアイロンシールなどもあります。外出先で救急搬送されたり家に帰れなくなったときに、照会され、24時間以内に対応できる仕組みです。
警察や消防からの照会が多いそうです。平成27年度では、照会件数は326件。うち、警察・消防・医療機関からは122件で、その他杖などの落し物が204件です。
入新井地区の包括支援センターで行っていたら、他の地区から「うちではやらないのか」という要望があり、区として取り組むことになったものです。16万人以上の高齢者のうち登録は累計3万人。さらに増やしていきたいということです。一年に一度、情報確認をしていらっしゃるとのこと。ここが大切ですね。岡山市の安心・安全カプセルを検証してみたいです。
必要は発明の母。各包括支援センターで自主的で活発な取り組みがされているということでしょうか。センターを核とした見守りネットワークについて、他のとりくみも参考になりました。
大田区では21ある包括支援センターはすべて委託で、4地域福祉課がバックアップしています。岡山市は中学校区ごとにあった身近なサブセンターを統合し、すべて岡山市直営にしました。課題を工夫で乗り越えられなかったのか。私はこの方向に大いに疑問ありです。


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11月9日 保健福祉委員会視察/初日は浜松市の待機児童解消にむけての取り組み

2016-11-09 | 議会







今日から保健福祉委員会視察です。初日は浜松市の待機児童解消に向けた取り組みです。積極的な姿勢を感じました。
平成27年度には1991人、平成28年度には1510人の定員増、平成29年度にむけては1465人の定員増を予定と精力的なとりくみです。岡山市同様、すべて民間事業者による整備ですが、市外からの参入も意識し事業者への早めの情報提供、また設置場所を特定していないということです。
また、浜松市は認証保育所という一定の基準をクリアした認可外保育施設制度を持っており、認証保育所を利用する0歳から2歳児の保護者に対して、月額2万円を上限に、市で単独助成を実施しています。平成27年度では1億500万円。新制度になってからは新設は行わず、小規模保育事業への移行を促しているとのことです。
保育士の処遇改善を図るために、浜松市単独で助成を行っており、平成27年度決算で、9億1000万円を切れるくらいということ(岡山市も人件費関係では約8億3000万円の予算です)。保育所等の定員拡大をしたため、保育士確保が課題です。
意外だったのは、幼稚園の数の多さです。幼稚園志向の地域ということ。公立は61園(徒歩通園が原則)、私立は45園。だいたい3歳児からで、私立は預かりもしているところが多いそうで、小規模保育事業の3歳児移行の連携先にもなっているということです。
浜松市は、公立幼稚園を現在のところは減らす動きはないということです(平成26年度に再編計画が出されたそうですが、強い反対があり、できなかったとのこと)。認定子ども園移行も私立ばかりで保育所からがほとんどということです。岡山市も公立幼稚園が多い自治体ですが大きく舵を切ろうとしています。方向性の違いがどんな影響を与えてくるのか。浜松市をこれからも見ていきたいです。



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11月8日 あかめ芋 & 伝統的文化を育む暮らし方

2016-11-08 | おにき日記





夫が事務所スタッフの小林さんから「あかめ芋」というものをいただいて帰ってきました。サトイモのようなものらしいと。
ということで、あかめ芋の揚げびたしを作りました。春菊の間引き菜は昨日知人からいただき、決めての新ショウガは採れたての夫作。本葛でとろみを少し。体が暖まります。おいしいと夫がニッコリしました。



この料理。実は今日、大好きなゆかりさんから教わったばかりでした。ショウガと春菊は家にあったものでのアレンジになります。ゆかりさんからは、お出汁のとり方も改めて学びました。昆布は70°Cで取るのがコツ。恥ずかしながら、初めて(2回目かも)かつお節を削りました。いい香りのなかでの初体験は幾つになってもワクワクしますね。
ゆかりさんは…。調味料(醤油、鰹節など)でも道具(木桶など)でもなんでもでしょうが、使われない、購入されないことで、伝統的な文化が廃れていく場合がある。ランチ1回削って購入してみてはどうだろうかと提案されました。
私は調味料は真っ当なものを若い頃から使っていて、エンゲル係数というか調味料の占めるウェートが以前から高いのです。安心で美味しいからでしたが、文化という視点からのとらえ方もあるのですね。無理をしてということではなく、できるところでのお金や暮らし方の工夫が必要ということですね。


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