今日は、6月議会の閉会日でした。
議会の閉会日には、各委員会ごとに、何が課題でどんな議論があったのかが報告されます。
印象に残ったのは、保健福祉委員会報告。
①5月1日現在で649人(0~2歳児が450人)の保留児がいますが、私立園からあがった5つの事業案のうち、保育専門委員会では2園については反対園があるため保留扱いとなりました。これを受けて、保健福祉委員会としては、5園すべてを整備すべきであると申し入れ。しかしながら、市当局は協議を進めたが2園は断念をしたと。保育士補充も含め、保留児解消につながる保育園整備計画をもつべきだと、市当局に強く申し入れが行ったということです。
②精神障害者地域支援システム整備事業に6月補正予算では570万円しかついていないので、これでは成功するとは思えない。地域移行推進員は、時間と労力がいる仕事なので、事業のスタートラインから基礎をつくって頑張ってもらいたい。保健福祉委員会としても、事業の推進に協力していきたいとの意見があったということです。
保留児のことは、多くの議員が質問に取り上げ、精神障がい者の地域移行支援については私が取り上げました。どちらとも、大切な課題ですので、当局は委員会の意見をしっかりと受けとめていただきたいと思います。
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「市民オンブズマンおかやま」が岡山市議会の各会派に2007年度に交付した政務調査費約3500万円を返還させるよう求めた住民監査請求で、市監査委員は、一部理由があると認め、4会派に約200万円の返還を請求するよう高谷茂男市長に勧告しました。今日は代表者会議が開かれ、その説明がありました。市民ネットには約21.7万円ですが、監査結果に従って返還します。
私は個人的には、前回(2006年度)も今回(2007年度)も監査委員会からの返還請求はありません。私の場合、裁判では、例えば、議会報告を行っている「虹色通信」印刷代が政務調査活動に100%当たるのかどうかなどが争われます。
政務調査費の領収証公開により、議会において基準が作られ、説明責任が問われるようになりました。横田さんは、市議時代、自主的に公開されてこられました。