岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

6月20日 キャンドルナイト in 北ふれあいセンター

2010-06-20 | おにき日記





 今日は北ふれあいセンターでキャンドルナイトの夕べがありました。
 昨日聞いたばかりの、“コケコッコー”によるアイリッシュ音楽と、“コンフントアンデス”によるアンデス音楽です。どちらとも、なんと、キャンドルナイトのスロー&オシャレな時間にぴったりなんでしょう。北ふれあいセンターでは毎年、キャンドルナイトを企画しておられるそうです。
 ステキな時間を過ごすと、友人ファミリーをお誘いすればよかったと後悔します。

   *        *        *

 朝一番には、御津の五城村の朝市に行きました。そこでは、農業個別保証制度の課題について、農業現場からの声をお聞きしました。

 この6月議会には、農業政策に関する請願が2つ出ていました。①30万トンの備蓄米を買い入れ、下落した米価の安定を図る、②EPA・FTA推進路線を見直し(EPA:経済連携協定、FTA:自由貿易協定)、日豪交渉を中止し、FTAAP(アジア太平洋自由貿易地域)による農産物の関税撤廃を行わない、ということです。
 継続審査となっていますが、請願・陳情があがると一つひとつ検討しますし、こうした国政レベルの問題も議論になります。

 横文字が並んでいますが、WTO(世界貿易機構)が進める自由貿易を推進し、地球の隅々まで市場原理を行き届かせるあり方を見直そうというもので、請願の主旨は、私がネグロス・キャンペーンの活動を通じて、アジア農民交流、民衆交易/フェア・トレード(公正貿易)など、WTOに対峙するあり方に具体的に取り組んできたことと重なります。
 食糧の価格は「安ければいい」というものではないし、適正な価格は市場が決めるものでもないと思います。
 ネグロスの農民の皆さんと、黒砂糖の民衆交易を始めるとき、「価格はいくらにしようか」と日本側が農民の皆さんに相談の言葉をかけたら、農民の皆さんは、「今まで一方的に価格が決められてきた」からびっくりし、プライドを心に育むことができたと感動されたそうです。私が「フェア・トレード」を行う原点です。
 労働の対価にふさわしいものが必要で、持続可能な農業・地域・環境を守るにふさわしい価格を「政治」が決めることが求められているのだと思います。





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