今日は、横田さんや私が共同代表をしている「みどりネット岡山」の総会と、記念講演「市民自治講座④“事業仕分けで自治体は変わるか”」を行いました。
講演会講師は、元我孫子市長の福嶋浩彦さん(事業仕分け人)。一昨日は倉敷、今日は岡山の後、福山。市民自治を進めていくために、全国を走りまわっておられますが、私にとっても、だんだん親しい存在になってきています。
さて、いろんなお話をしてくださったわけですが、自治体における事業仕分けには徹底した市民参加が必要だと。仕分けに出す事業を選択する過程を公開する、仕分け結果の反映を第三者委員会がチェックする、事前に市民からパブリックコメントをいただく、傍聴市民からも発言をいただく。これは全国的にすでに行っている自治体があります。
また、市民参加は行政だけにではなく、「重要なことを決定する」議会にこそ必要。議会の正式な会議に住民が参加をして正式に議論をするということです。参考人や公聴会制度はその一つだと思いますが、全国的には、「住民や団体との意見交換のための議会主催による一般会議の設置」、「議会報告会の実施」etcも。北海道の栗山町では、議会案を町民と議論して作ることもあるそうです。そうだな、そうだなと思いつつ、こうした取り組みに刺激を受けながら、自分の考えを深めていきたいです。
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写真は、会場を出た下水溝のフタに咲いていたお花です。職員の方が教えてくださいましたが、ほっと、心が和みますね。なんて言う名前のお花でしょう?
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