水平社創立100周年事業に参列をしました。
「人の世に熱あれ 人間に光あれ」
部落差別からの解放を願って、被差別部落の皆さんにより1922年に創立された全国水平社。
創立大会で起草された『水平社宣言』は日本初の人権宣言とも言われ、この言葉は宣言の結びにあります。
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✳︎岡山県水平社初代委員長•三木静次郎石碑供養式と、✳︎全国•岡山県水平社創立100周年記念碑除幕式が行われました。
式典には、主催者である部落解放同盟の皆さんはもちろんのこと、来賓挨拶を行った大森雅夫市長、三宅泰司教育長をはじめ、各局の局長•次長など多数の職員、関係者の皆さんが参加をしていました。
法要を執り行った宮本龍門•長泉寺住職と100周年記念碑前でパチリ。
この碑に彫られている先の言葉は、大森市長による揮毫です。市長は、初めての揮毫だと言われていました。味がありますね。
除幕式のあとは、清原隆宣•西光寺住職のご講演がありました。水平社宣言を起草した西光万吉さんの弟の孫に当たられます。
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私は、『水平社宣言』、そして水平社運動から多くを学びました。
全国水平社綱領の、次の言葉をいつも心に置いています。
「吾等は人間性の原理に覚醒し人類最高の完成に向って突進す」
水平社の歴史に学び、綱領•宣言の言葉に励まされ、部落差別をはじめ、すべての人権問題解決に向けて、皆さんとともに歩みたいと思います。