この週末は、仙台であった、「第14回全国シェルターシンポジウム2011 in 仙台・みやぎ」にやってきました。写真は、実行委員長の八幡悦子さんです。主催の〈全国女性シェルターネット〉はDV被害者のサポートにとりくむNPO法人です。
この11月は視察続きで、夫の両親のこともあり、参加をどうしようかと思いましたが、私の参加したいという想いと夫の後押しで仙台へ。
仙台は東日本大震災の被災地まっただなかです。今回の震災で、私自身がとりわけ関わりたいと思ったのが、女性・子どもたちへの支援です。阪神淡路大震災以後の震災を経て、国からは「女性支援の視点を」と各自治体に通達はおりるものの現場での反応が鈍い。女性の実情をつかんだりサポートする活動が入りにくいという情報が伝わってきていました。
そんななか、あちこちの被災地にでかけ、個人を入り口に、女性ならではの日用品やキッズセットを届けたり、手工芸の場、ハンドマッサージ、ネイルサロンなどを通して、女性に安心と希望の時間をプレゼントし、つながってきたのが〈みやぎジョネット／みやぎ女性復興支援ネットワーク〉です。私たちも日用品などを周りの皆さんによびかけてきました。
一時は開催が危ぶまれたシンポジウムですが、自ら困難を抱えながらも被災女性の支援に取り組まれつつ、このシンポジウムを熱い想いで準備された、仙台・みやぎの女性たちに深い深い敬意を表します。
今まで現場に行くことができませんでしたので、今回、皆さんに会いたい、直接の話が聞きたいと思っていました。そして、〈みやぎジョネット〉の代表が、この八幡悦子さんでもあります。
初日にあったパネルディスカッション「災害を乗り越えて～女性支援の視点から」のパネラーの一人でもありました。素晴らしい内容のディスカッションでしたので、今後の岡山市施策にいかしていきたいと思います。
