米子の実家から二十世紀梨が届き、おいしく毎日いただいています。梨といえば、二十世紀しか知りませんでしたが、岡山にきて、いろんな梨があることを知りました。二十世紀梨はみずみずしさが魅力です。
9月議会の閉会日でした。反省は多々あり、課題は積み残していますが、一区切り。また、次へのステップです。
今日、最も聞き入ったのは、羽場議員による「乙10号議案の提案説明」です。国の地方税法改正にあわせて、当局が「岡山市市税条例等の一部を改正する条例」を提案したのですが、そのなかの「地方税の不申告に対する過料の新設と上限の引き上げ(現行の3万円以下から10万円以下)」を削除しての修正案です。
詳しくは提案説明(色の変わったところをクリック)を読んでいただきたいのですが、さすが羽場さん。議会として議員として何が必要なのか。説得力があります。市民にペナルティとしての過料を科すこと=市民の権利が制限されることには慎重にならなくてはいけません。そして、当局も、私たち市民も議員も、国が決めたから…というのではなく、自分たちのことは自分たちで考えて決めて実行していかなければなりません。
乙号議案というのは議員提案のことで、私もはじめて提案議員として名前を連ねましたが、残念ながら否決されました。議員による対案は3年ぶりということ。議会内では、もう少し早い次期に具体的な提案があれば…という声が聞かれました。
また、高橋議員が、岡山市立後楽館高校が定時制から全日制へ移行することに関する条例について、市民ネットを代表しての反対討論を行ないました。彼らしい想いがこもった反対討論でした。私たちの想いは退けられ全日制に移行しますが、岡山市として定時制枠で支えてきた子どもたちへの教育の保障をどのように行なうのか。私も個人質問でとりあげましたが、大きな課題です。
なお、議員定数6減の46議席と、議員報酬4万円カットの条例改正案が可決しました。両方ともに私は賛成しました。
9月議会冒頭で継続審査となっていた43議席議案を否決。私自身は「多様な意見を反映する」という意味で、また、自分自身の議員としての実感から、議員定数は現状維持(52議席)、減らすべきでないという見解です。しかしながら、議会内には様々な意見の方がおられ、現実的により多くの議席数をという判断から、46議席に賛成しました。
反対・賛成討論が闘わされたわけですが、具体的な定数の削減は次期の選挙です。これから行なわれる議会基本条例を柱とする具体的な議会改革が行なわれた上で、判断されればよかったと思います。