11.12〜25は「女性に対する暴力をなくす運動(パープルリボン)」週間です。
貝原己代子さん(さんかくナビ)のお話「DV等の被害から、自分らしい生き方をみつけるまでの支援」をお聞きしました。@さんかく岡山主催です。
公的な相談所では、子どもが目の前にあるあんパンをほしいと言ってもあげられない。「一個のあんパン」からと始まった民間のDV被害者支援活動。
そして、DV被害者支援に長年携わってこられての真髄が伝わってきました。
すべての言葉が大切だったのですが、子どものことを。
「ママ、お父さんに謝って」「お母さんがお父さんの言うことを聞かないから悪い」と話す子どもたち。
シェルターにきて「お母さんがぐっすり眠っているのを見てホッとした」と、自分のことよりお母さんを心配する子どもたち。
そして。中長期で支援に関わると、子どもたちが、氷が溶けるように、自分の気持ちを語るようになる。
子どもたちの想いをしっかりと抱きしめて、支援をしておられます。
貝原さんは、岡山市の男女共同参画のベースとなる「さんかく条例」をまとめてこられた方。
岡山の条例は、「教育」のことを一番に入れているのが特徴なんですと。この精神をしっかり生かしていきたいと思います。
パープルリボン週間で、さんかく岡山にはパネルが展示されています。貝原さんとパチリ。
夜には、このビルがパープルに彩られるそうです。
参加予定だった方がご欠席という連絡をいただいたので、2人分、お聞きするつもりで臨みました。これからも貝原さんからまだまだお聞きして、ご一緒したいと思います。