午前中は農業委員会中区協議会でした。
農政関係の議案では、「耕作目的で取得した農地に係る転用の取り扱いについて」などが審議されました。
農地法第3条の許可を受けて取得した農地についてですが、今まで1年間は農地転用の許可を受けることができなかったものを、3年間はできないとしたものです。
農地が分譲地に容易に転用されないようにとしたもので望ましいことだと思いますが、全国的にはどのような規制をしているのでしょう。
また、農地の売買や賃借を行なう場合の下限面積修正についての意見を求められました。耕作放棄地や放棄地につながりそうな農地を増反や新規就農によってより取得しやすくすることで、放棄地の解消につながるのではないかということです。現在の岡山市は、地域によって異なりますが、下限面積は20~50
アールです。安易な転用につながらないか、下限面積を下げることで何がどう変わるのかなど、更なる検討をしていくことになります。
その他にも審議事項がありました。議案をその場でだされての審議ですので、農業政策や農業現場のことをもっと知りたい学びたいと思います。が、議会のように、あらかじめ議案をいただいておけるとありがたいなと思います。
午後からは決算委員会(国保、介護保険、後期高齢者、学童保険)でした。介護保険料は政令市で3番目の高さ。その質疑のなかで、岡山市は介護施設の整備率が全国的にはトップクラスなのだという説明がありました。とはいえ、周りには困っていらっしゃる方が多いのが実情です。どう埋めていけばいいのか。抜本的な対策が求められますね。