岡山市議会議員/おにきのぞみの虹色通信

〈いのち・みどり・平和〉を大切にする
 政治や暮らしをつくっていきたい。

9月2日 9月議会が始まりました & 岡山市障害者雇用支援月間パネル展 & 岡山市第4回外国人市民会議~教育支援の充実~

2015-09-02 | 議会





 9月議会が始まり、市長の所信表明がありました。
 とくに嬉しかったのが、生まれたお子さんが満1歳になるまでは、上のお子さんが引き続き保育園に通えるよう運用基準を見直してまいりたいと考えておりますというところです。月曜日の保健福祉委員会のときには検討ということでしたが、具体的に出されました。議会でずっと指摘されながらグズグズと進みませんでしたから、勝手ながら、市長のご英断かなと思っています。
 3日が質問通告締め切り、8日から個人質問が始まります。 

   *        *        *

 今日と明日(2~3日)、岡山市役所1F市民ギャラリーで、「岡山市障害者雇用支援月間パネル展」をしています。私もメンバーの「チューリップの会」の活動も展示されています。社会福祉協議会のバザーもあります。どうぞ、ご覧ください。

 パネルを見てから、職員の方からヒアリングを重ねて、夜には「第4回期外国人市民会議(第4期)」を傍聴しました。
 テーマは「教育支援の充実」。まず、教育委員会から、「岡山市立学校の学校生活」と「日本語指導の取組」について、わかりやすく報告がありました。そして、委員の皆さんから、いろんなご意見が出されていました。

・説明を受けた「学校生活」のパンフレットはわかりやすいので、これはルビ振りだが、多言語で作ってほしい(ここのメンバーでボランティアでしてもいいのではないか。そうしたら、こんどの春に間に合う)。
・日本の学校生活のことが分からないので不安もあったが、今、受けた説明を聞いて不安が少なくなった。外国人の保護者を集めて、入学前に説明会をしたらいいのではないか。
・入学の手続きの書類は、多言語化されているのか(中国語、ハングル、英語があると追加説明)。
・学校から配布される書類が多い。言葉がわからない保護者は、どれがどうしても必要な書類なのかすらわからない。サポート体制が必要ではないか。
・学校や保護者から応援を求められて、学校で通訳をすることがある。たまたま私がいたのでできたわけだが、体制として整える必要があるのではないか。
・学校から教育委員会に依頼をして、日本語支援教員を配置するということだが、親からの希望で配置はされないのか。
・外国人はお宅の子どもが一人なので、できないと言われて、胸を痛めた親がいる。
・日本語が話せないため、いろいろと相談したいことがあっても、6年間一度も担任と話ができなかった親がいる。
・自分の国に誇りを持つということも含めて母語を覚えてほしい。母語を教えてもらう場がない。集まりやすい場をつくって、教えてもらえますか。
・コミュニケーション不足も含めて、問題がおきる前に連携をして、子どもと親をサポートする仕組みが作れないか。
・多文化教育が必要。
・外国人児童の国を理解する場を設けるなかで、子どもは日本人の子どもと友達になりやすい。保護者もまきこんでするのがいいのではないか。
・子どもを孤独にしないよう、先生自身、また周りの子どもたちと声かけをすることが大切。
・困ったときのために、緊急電話をもうけたらいいのではないか。
・などなど…………。

 教育委員会のサポート内容報告が、日本語指導支援員派遣事業だけというのがなんとも……😓。ですが、日本語支援でも実際にはまだまだ必要というお声ですね。もちろん、わかりやすい学校生活リーフもサポートの一つではあります。そして、どんなサポートがあればいいのか、どんな多文化共生教育が必要なのか。中味を深めることができればいいですね。皆さんのご意見が市政に生かされていくようにと思います。11月は、外国人市民会議メンバーが、大森市長と大盛りトークをするということです。



 

 
 

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